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乱鳥の書きなぐり

『安達ヶ原の鬼婆』 鬼女岩手の伝説

(写真は上海の南京路で見かけたかわいい男の子。)

 

 記録だけ  2008年度 30冊目   

 

  

   ふくしま子供文庫 5

     『安達ヶ原の鬼婆』 鬼女岩手の伝説

 

                   

 著者 渡辺弘子

 画家 半沢良夫

 歴史春秋出版 株 

 177ページ 1294円

 昭和46年1月25日 第1版発行

 

 昨日のこと。

 子どもが、木々高太郎全集の5、6巻目を借りてきてくれた。

 木々氏の本が読めぬ私の落胆を見るに見かねてのこと。

 親孝行である。

 

 今日昼から読み始めたが結構長いので、気分転換に小半時間かけて 子供用の『安達ヶ原の鬼婆』を読んだ。

 私 ここのところ なんだか東北関係の本が多いような・・・。

 

『安達ヶ原の鬼婆』は面白かった。

 今回この本を読む時には、猿之助劇団を当てはめていた。

 大道具やライトや効果音、衣装までが目に浮かんでくるから楽しい。

 いろいろ考えていると、妄想は尽きない。

 

 この話、あまりに楽しかったので、二分程度で家族に話す。

 家族苦笑。

 休みとあらば、あきらめるが良し。

 

 

『安達ヶ原・観世寺』 ↓岩屋の写真を載せておられます。

http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/kanko/kanko/meisho5.html

コメント一覧

しし様
安達ヶ原
コメント、ありがとうございます。
 神楽団とか となりの県 となりの町によっても少しずつストーリーが違うのでしょうか。民話の伝わり方と似ている感じでしょうか?。しし様は同じ演目を多くの団で見ておられるのでしょうね。少しずつ筋書きや表現が違うと 神楽団の特徴や個性もはっきりしてきて、見ていて新鮮でしょうね。お写真か絵をお描きになって、ストーリーの違いを書きまとめられれば。ししさんなら立派な本を書き上げられるのじゃないでしょうか。(かなり期待!)
 しし様、お写真を楽しみに伺わせていただきます。お体ご自愛の上、お仕事などがんばって下さいね。
ししです。
安達ヶ原
広島の神楽である団が伝承されている「安達が原」というのがあります。これによると、安達太良山のふもとに安達ヶ原が広がっていて、そこにもとは都に住んでいた鬼婆が薬となる人の生肝を求めて放浪のすえこの奥州安達ヶ原にたどり着きこの地で鬼婆となったと言う内容です。ある日、祐慶という旅の僧がこの鬼婆に一夜の宿を借りました。ここから鬼婆退治に繋がっていきます。団によっても少しずつストーリーが異なっていますが、このあたりも研究したら面白いですね。
でも…なぜ奥州の伝説が広島や石見の方で神楽化して今日まで伝わっているのでしょう。
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