牛タン、タンシチュウ、ねぎすましテールスープのセット & 水無月の黒(仙太郎)
先日近鉄アベノに行った。
中途半端な時間に小腹が空いたので、宮崎の牛タンの店 利休に入る。
牛タンばかりのボリュウムのあるものをとも思ったが、タンシチュウに惹かれて牛タン、タンシチュウ、ねぎすましテールスープのセットを頼む。
セットでお得感満載ではあるが、牛タンの焼いたんは薄い肉が三枚ポッキリで物足りない。
牛タンだけ追加しちゃう?と尋ねたが、家族はダイエット中で私の希望を拒ばむ。
なので、ご飯もしっかり食べたら、腹一杯になった。
食事の後はデパ地下へ。
仙太郎で、水無月の黒と白、数にして 2:1の割合で購入。
仙太郎の本店は、京都の仏光寺。
ガラスケースを見ていると、わざわざ水無月の黒砂糖の方は【黒】と記されていた。
京都では、黒砂糖台の水無月を黒といって買い求める。
この黒を好まれる方が多く、私もその一人。
和菓子屋の店先では、
「黒十個」
「黒十二個」
と買い求める方は多い。
柏餅の
「味噌餡十個」
と買い求める感覚に近い。
そして今年も水無月の黒を食べることができた。
京都に住んでいた頃は六月中に水無月は三度程度は買い求め、最終は水無月晦日に食したものだ。
実家の家族が水無月晦日に生まれたこともあり、誕生日ケーキの代わりに大量の水無月が月見の様に皿に盛られたことが懐かしい。
私にとっては柏餅の味噌餡と水無月の黒は懐かしのお味である。
味噌餡も黒も決してデリケートな味ではない。
山椒が使用されたり、黒糖など、えぐみの感じられるお味である。
こういった舌に触るお味は、一流のピアニストの醸し出す音質にも似た感じがするのは私だけか。
難しいことはさておき、好きなものは好き!なのである。
みなさま
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