乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

いつもご来場いただき、ありがとうございます。

2009-09-09 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 いつもご来場いただき、ありがとうございます。

 先日このブログで申してましたように、今日から九月末日まで留守をいたします。

 
 イランから帰国いたしましたら、ブログを更新いたします所存でございます。

 今まで同様に遊びにきて下されば嬉しいです。

 どうぞよろしくお願いいたします。


 みなさま、お体に気をつけてお過ごし下さいませ。

 みなさまのお幸せを祈願しております。



 お読み下さいましてありがとうございました*^^*


          
                        乱鳥合掌

 
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『金勝寺 磨崖石仏群』 奈良県 平群町椣原53番地  (写真11枚)

2009-09-09 | 民俗考・伝承・講演


 宝篋印塔





 手前には加持水用の井戸も見える (丸い石蓋)









      右 茶人逆修 

      左 天正十四年丙卯月廿四日
             戌



 宝篋印塔



 阿弥陀座像









     





      『金勝寺 磨崖石仏群』
                  

        


『金勝寺 磨崖石仏群』 (鎌倉~江戸時代)を見てきました。

 磨崖石仏群は金勝寺金堂の西側、巨岩の露頭面にあります。

 右上から左下方へと刻まれてい増したので、写真もそれにあわせて撮ってきました。



 磨崖仏群の前には丸い思いふたがある。

 ふたを開け、中をのぞいてみると水。

 これは金勝寺の催事用の井戸であり、丸の石蓋が乗せられているらしい。

 この加持水用の井戸の背後に磨崖仏群が刻まれていた。


                      金勝寺 奈良県 平群町椣原53番地

                      2009、09、06




 最後に、九月六日に訪れました千光寺と金勝寺葉他にも色々と興味深いものがありました。

 しかしながら、私事で九日から三週間ばかり留守をいたしますため、時間切れにて記録に至りませんでした。

 中途半端な状態で旅立つ失礼をお詫び申し上げます。



 最後までお読みいただきました皆様方に感謝致します。

 ありがとうございました。

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平群町の鳴神 千光寺近くで、椎茸ををつくる農家  写真4枚

2009-09-08 | お出かけ



   平群町の鳴川 千光寺近くで、椎茸ををつくる農家

















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『いのししよけ』かな?   奈良県平群町 鳴川 千光寺近くにて

2009-09-07 | お出かけ





               



 奈良県平群町の千光寺左の細い山道を登っていくと、深い竹薮にはいります。

 途中民家が点在しています。



 明らかに手で塗られた味わい深い土壁。

 半分に割った丈をうまく組み合わせてつくった垣根。

 いのししよけ(?)の鳴りもの。写真の二枚目がそれです。



 のどかで、素敵です。

 人の知恵と手の大切さを感じさせられる山人の村でした。



               奈良県平群町 鳴川 千光寺近くにて

               2009、09、06

   




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【薪(ストーブ用)  ご自由にお持ち帰り下さい。】  奈良県平群町

2009-09-07 | お出かけ



 → 



                 【薪(ストーブ用)  ご自由にお持ち帰り下さい。】




 鳴川峠,千光寺を下だる途中、椎茸を作る農家があります。

 そして写真のように薪が山のように積まれていました。

 近くには看板。

【薪(ストーブ用)  ご自由にお持ち帰り下さい。】

 素敵で微笑ましい看板でした。

 わたしにはこれまで平群に行く機会がありませんでした。

 今回この地を訪れて、私は平群ののどかさに溺れそうです。

 



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今も夢見心地です。『奈良県 龍田川の源流 鳴川のながれる村』

2009-09-07 | お出かけ




 写真は鳴川のながれる村の民家です。

 千光寺は役行者にゆかりのある山寺です。

 千光寺が近いせいか、民家に立てられたこいのぼりの棒が、役行者の持たれる金棒(名前は知りません)に見えてきます。



 静かな村です。

 鳴川というだけあって、水は至る所から湧き出ているそうです。

 ここは紅葉で有名な龍田川の源流の地です。



 私と娘はミニバイクで龍田川から平群へと向い、龍田川の源流である鳴川を辿り、龍田川の流れにそって家路につきました。

 行きも帰りも夢のように美しい景色でした。

 あれは現実だったのでしょうか?

 今も夢見心地です。




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鳴川渓谷で見た、切れた『道切り』  奈良県平群町 『鳴川石仏』すぐ側 写真4枚

2009-09-07 | 民俗考・伝承・講演

     鳴川渓谷で見た、切れた『道切り』 



    (川向こう)
 

  ↓ (川の向こうからこちらに続くなわ)

 

  ↓ (川をはさんで)

 

  ↓ (石仏群のあり切り立つ岩の上)

 



    

            




 

 上の写真は『鳴川石仏』を見上げたところです。

 滝は今は人工的にトタン?のようなもので水を落とされていました。



 その左を見て下さい。

 ほとんど岩の苔の糸と同化した色彩の切れた縄です。

 保護色でわかりにくいかも知れませんが、この縄は正しく『道切り』の切れた一部分だと考えられます。



 以前にも矢田出らの近くまで『道切り』を探しにいった私です。

 私の興奮度は最高値でした。

 振り回される娘。

 相づちをうつ娘。

 そして、苦笑する娘。


 
 川を挟んでのもう一方は 一体どうなっているのでしょうか。

 私ははしゃいで反対の方向に走りました。



 反対の方向にもありました。

 風景にとけ込んでしまったような縄が垂れ下がっています。

 そして川の端で、縄の余った部分はまとめられていました。



 ただでさえ私にとっては珍しい宝のような『道切り』のある景色です。

 それが過酷な自然によって、切れているのです。

 何か考えさせられるものがあります。



 村の人々は ‘災い去れ!’の『道切り』が切れてしまって、どのような気持ちを持たれたのでしょうか?

 私たちには計り知れない思いで、縄をまとめられたのではと、案じております。




                奈良県平群町 鳴川渓谷『鳴川石仏』すぐ側

                2009、09、06





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『鳴川石仏』 鳴川渓谷(奈良県生駒郡平群町)  写真7枚

2009-09-07 | 民俗考・伝承・講演







            『鳴川石仏』 鳴川渓谷(奈良県生駒郡平群町)




 

 日曜日。

 久しぶりに予定のない娘が誘ってくれ,ミニバイク二台で平群に行く。

 平群は、遠かった。



 目指すは『千光寺』と『金勝寺』

『千光寺』のほぼ手前左には『鳴川石仏』

 私たちはバイクを止めて渓谷を降りていく。

 途中、椎茸をつくる農家。

 古い橋。

 荒れ果ててはいるが心がときめく山間部。

 滝。

 木漏れ日。

 葉や自然の囁き。



 民家の息吹とこれら自然の全てが調和され、すばらしい村。

 日本だ。

 美しい。



『鳴川石仏』は竜田川支流の擽原川の上流域の鳴川渓谷に位地する。

 千光寺をはじめ、役行者が修行する場がこの辺りには多い。

『鳴川石仏』の近くにも『清滝(行者の滝)』が・・・。

 役行者。

『勧進帳』の弁慶が好きで山伏の好きな私は、役行者にも心高鳴る。



 厳かでひんやりとした少し薄暗い空間。

 心静めるには最適の場かも知れません。

 

『鳴川石仏』は彫られた石仏もあったのですが、どうも石そのものが石仏といった感じ。

 石そのものに古いひも状のなにかで巻いた跡が認められた石も見つける事ができた。

 最近私に影響され、私の話につい合ってくれる娘が,大きな岩くらいの石を指さし、これらがみんな石仏なんだよと教えてくれる。

 確かに灯籠の右横の苔の深い大きな石矢その他もの石などもそのように見えるような気はするが、確信は持てない。

 ところどころ、消えた説明のようなものは置かれていた。



 


 

 

 

 


 

 

 


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蔵王お釜を思い浮かばせる緑の美しい『鷺池』

2009-09-07 | お出かけ




    鷺池   



 奈良県郡山市の郡山城の側二は緑の美しい鷺池があります。

 人工的な部分は別として、この緑の美しさは、山形県(一部宮崎県)の蔵王お釜の色を思い出します。

 向かい側にあるうなぎ堀池と同様、鷺池は美しく深い緑です。

 


 鷺池というだけあって、私がここを訪れた日には 白鷺が待っておりました。

 緑の水面に映える 鷺でした。

 


 私の好きな奈良の景色が一つ増えました。

 この近くは池の中に遊歩道が造られているところもあり増す。

 また少し歩くとそこにはすぐに郡山城です。

 郡山城の側には間らでは公立高校の中は有名な郡山高校もありました。

 郡山城と郡山高校の間の道を歩いていると、◯◯門跡といった石碑が多くあっており、面影の残るところも多いのです。



 郡山城の桜は有名で桜100選にも選ばれています。

 今春も行ってまいりましたが、紅葉にも早いこの季節は観光客はまばらで、郡山城周辺をゆっくりと楽しむ事ができます。

 




          奈良県郡山市   2009、09、04


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山形県の蔵王お釜を思わせる、緑が美しい『うなぎ堀池』  

2009-09-07 | お出かけ


             


    うなぎ堀池   



 奈良県郡山市の郡山城の側に うなぎ堀池があります。

 うなぎ堀池のすぐ向かい側には鷺池。



 うなぎ堀池と鷺池のすぐ近くには茶屋風のお菓子屋さん。

 かき氷 一杯百二十円。

 他にはパン、ジュースなどもある。

 おばあさんお一人で切り盛りされているような小さなお店。

『女殺油地獄』のしょっぱなに出てくる茶屋を思わせ、どことなく懐かしい。



 お菓子屋さんをしばらく進むとすぐに龍華山 永慶寺。



 うなぎ堀池と鷺池は元は郡山城の外堀だったのだろうか。

 今は貯水池で、深い緑色。

 山形県(一部宮城県)の蔵王お釜を思い浮かべる緑だった。




          奈良県郡山市   2009、09、04




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私の印象に残った『永慶寺』   奈良県郡山市   (写真4枚)

2009-09-06 | お出かけ


          私の印象に残った龍華山『永慶寺』   奈良県郡山市

     

 9月4日。

 はじめて龍華山『永慶寺』にいきました。

 龍華山『永慶寺』には多くの興味深いものがあり、多くの写真を撮ってきました。

 正岡子規の句や郡山らしい金魚の句も石碑もたっていました。

 寺自体は立て替えられた部分が多く、目映いくらいの新しい美しいものでした。

 龍華山『永慶寺』そのものは他のHPやブログで詳しく紹介されているようですので、今回私は,私にとって特に印象深かった私の好きな龍華山『永慶寺』を二、三 写真で紹介したいと思います。

 よろしければ見ていただければ嬉しいです。















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竜華山 『永慶寺』山門は郡山城の南門を移築したもの

2009-09-06 | お出かけ


       永慶寺山門




 郡山城南門跡近くに 鰻堀池と鷺池があります。

 その近くには 竜華山『永慶寺』



 竜華山『永慶寺』は1705年(宝永2年)、柳澤吉保が甲斐国山梨郡岩窪村に菩提寺として創建。

 1724年(享保9年)3月、柳澤吉保の子(吉里)が郡山城へ国替えの時、郡山へ移しました。



 写真の 竜華山『永慶寺』山門は市指定文化財です。



   切妻造

   黒塗り

   本柱の一方に脇戸

   一方に板壁



 竜華山『永慶寺』山門はは重厚なつくりでした。

 元 郡山城の南門を移築したものです。

 郡山城の建物として現存する唯一の遺構です。




         奈良県郡山市 永慶寺(TEL 0743-52-2909)

         無料


         2009、09、04



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国道沿いをふと迷い込んだ自然の中で   『量川(はかりがわ)』

2009-09-06 | 乱鳥徒然 Rancho's room.





 奈良の郡山をミニバイクで走っていると量川(はかりがわ)が流れていた。

 畑の中を流れる幅1~2メートルの小さな川。

 国道から外れて、ガタゴトと小石の多い量川を,速度を落として走る。

 すご近くは国道なのに、静かだ。

 のどかで、時間の流れ具合が違う心地よい空間。

 

 その近くには蓮畑。

 鳥よけだかどうだか、網がかぶせてある。



 楽園のような蓮の葉の上で、恋が生まれていた。

 自然の摂理。

 来年も、国道沿いをふと迷い込んだ自然の中で、蝶の子は羽を広げる事だろう。

 この平和を後々までもと感じる今日この頃である。





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仁左衛門一世一代の『女殺油地獄』 2009年歌舞伎座

2009-09-06 | TVで 歌舞伎・能楽



 

     『女殺油地獄』



 あらかじめ録画しておいた『女殺油地獄』『極付幡随長兵衛』

 9月5日に『女殺油地獄』を見る。

 歌舞伎で東京遠征をした事のない私が、見たい見たいとはしゃいでいた 2009年歌舞伎座での演目。

 私は仁左衛門一世一代の『女殺油地獄』を見たいがために、東京まで行こうかどうしようか真剣に悩んだ興行だった。

 

 仁左衛門 丈の『女殺油地獄』は松竹座で三度見た『女殺油地獄』とは少しようすが違っていて、それはそれでまた楽しかった。
 
  2009年6月の 『女殺油地獄』の油屋殺しの場は恐ろしい形相だった。

 松竹座では殺すのに必死の表情を表向きにだされていた、

 今回の歌舞伎座の『女殺油地獄』は、途中から女を殺すこと辞退が喜びをなる人間の姿を現されていた。

 殺しを味わい、殺しをもてあそぶ。

 必要が快楽に変わる本質的な怖さ。

 人間の深層心理に迫ったまさにそれであった。



 事の発端は殺しの場の前の女が鐘を貸さない場面までさかのぼる。

「男がこないに言うても・・・。」
の言葉を境に男の目は泳ぎ、見据え、にらみに発展した。

 空恐ろしい形相。

 気がふれるばかりではなく、人間のえぐさと見にくさを描いた今回の仁左衛門 丈の『女殺油地獄』

 東京まで行くべきだったと後悔している。

 


出演者 (2009年6月24日, 歌舞伎座収録)

 片岡 仁左衛門
 片岡 孝太郎
 中村 歌六
 片岡 秀太郎
 中村 梅玉
     ほ か


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134; 『ペルシャ文明展  煌めく7000年の至宝』 2006年から2007年度

2009-09-05 | 読書全般(古典など以外の一般書)




記録だけ  



2009年度 134冊目  




 『ペルシャ文明展  煌めく7000年の至宝』図録



 



 2006年から2007年度



 以前にも読んだ『ペルシャ文明展  煌めく7000年の至宝』図録だが、今回もゆっくりと見て楽しむ。

 テヘランにある考古学博物館は複数回行って、じっくりと楽しんだが、青い釉薬の美しい『ホルス神の飾り板』は日本でのペルシャ文明展の期間中だけでなく、展覧会が終わった去年も写真だけの展示であった。

 もしかしたら、世界のどこかで継続してペルシャ文明展が行われていたのかもしれない。

『ホルス神の飾り板』のような青い海の上に、全ての国は浮かぶ。世界はつながっている。

 

 
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