御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

銘木屋さん

2012-09-14 15:21:56 | ガイドさん?

東京は木場の銘木屋さんの案内で、黄楊の木廻りをしました。

 

「木は扱っているのですが、天然木の様子を一度も見たことがなくって」と、銘木屋さん。

 

それでは・・・と、いうことで、

御代が池

長滝山

稲根神社

を、駆け足で廻りました。

 

「スピード出し過ぎ!!!」

すみませんっっっm__m

 

時間が限られていたので、

御代が池では池に行っていないし、

長滝山もずっと手前で引き返し、

神社に至っては、入り口で帰っ・・・;^^

 

それぞれの周辺にそれぞれ形の違う銘黄楊が生えています。

 

風の強い場所では、風の形で止まったような黄楊が

木の茂った場所では、まっすぐ天を衝くような黄楊が

山の上では、風に押しつぶされるせい?か、背丈があまり伸びません。

 

そして、長滝山途中の黄楊には、

こんな可愛い実がついていました ♪

 

道すがら銘木屋さんに、黄楊の人気はいかがですか?と、伺うと、

「島黄楊のブランドがありますから~」と、おっしゃる。

なんでも九州の黄楊に比べ、材が固く丈夫だとのことで、

最近は、ネットショップに出すとすぐ売れてしまうのだ、そう。

一方、桑などは、某万年筆メーカーが一生物として製造販売したりしている、らしい。

 

そんなに人気なんだ、知らなかったな~。。。

 

江戸時代には銘木を米に換えて生活をしてきた御蔵島の人々。

今、山仕事をしている人ってどのくらいいるんだろうか?

御蔵の山の民の技や伝統を守るためにも、

黄楊や桑や、その他の木々が、人々の生活の中に、もっともっと使われるようになりますように。。。

 

お願いしますよ!銘木屋さん!

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