「ふたり、お願い出来ますか?」
連絡があったのはお昼頃。
一昨年辺りから細々と行っていたのは、
「宇宙にひとつしか無いオリジナル黄楊判子を自分で彫る!」の、会。
・・・会?
会じゃないかな?
教室でもないし、
・・・?
ま、いいや。
御蔵島では、雨が降ったら山には入れない決まりがありますし、
海が時化たらイルカを見に行くことも出来ません。
そんな雨の日アクティビティ~ ♪
それがこの『判子作り』なのですな ♪
で、どんな風にするか? というと。
まずは、自分の判のデザインを考える。
これに彫ろうと決めた黄楊の端材の形をトレペに写し、
それを生かしながら、ご自身の名前をデザインしていく
ひとつの字でも、形を変えることで印象が随分変わります。
島という字をデザインしてみた
一見、何の字か?もしくは柄なのか?ナゾですが、
選んだ文字を自分のキモチとしっくりいく形まで自問自答し作るのは、面白い!
御蔵の黄楊は昔から村民が山で育ててきた貴重な材、
直径十センチほどに成長するのに何十年とかかります。
役場は、それを買いとって、乾燥させ保管してあります。
新参者の私に黄楊の山なんて無いけれど、農協を通して村役場から黄楊材は買えます。
大きな立派な材は、もちろん高価!でも、判子なら端っこでイイもんね ♪
二時間半ほどで作った作品たちがコレら ♪
この判子、郵便局の届け出印にすることも出来ますし、お手紙や蔵書に押すのもアリ ♪
愛着わく~~~っ ♪
なんてったって『宇宙にひとつ』なんですからね。