1984年に公開されたまさに押しも押されぬ「押井守監督」によって製作された、「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」は、いつになったらBlu-ray化されるのだろうと調べた。
そこで大きな真実をつかんでしまった(と言ってもWikipediaに載っているレベルですが)。
うる星やつらファンには無くてはならない本作品を、原作者である「高橋留美子先生」は自分の作品では無いと言い放っており、そのおかげでBlu-ray化されないのだとか。
これでは、永遠に高画質の「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」を見ることは出来ないのだ。
しかもWikipediaでは恐るべき内容が書かれてあった。
「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」(多分1も同じ)は、通常のTVサイズ(4:3)で製作されており、劇場公開では上下をカットしてあったと。
ただし、ビデオテープとLDの発売時は4:3であったとのこと。早速、自分の所有しているLDを再生してみると、Webで転がっているDVDからの映像と思われる物とは違っていた。
確かに上下に余裕が有り、情報量も豊富である。
これはこの映像を残さないわけにはいかんということで、退役させたRD-H1(ヤフオクで売る予定でいたのだが安くて手間がかかるだけなので放って置いた)を復活させることにした。
問題は、RD-H1で録画した映像をどうやってWindows7マシンに取り込むかだ。
Toshibaの非公式アプリ”vrd”を使用してみたが、32ビット・64ビットマシンどちらも途中で動作が止まってしまう。
ここまでは動作するのだが、RD-H1側が動作を打ち切ってしまう。
そこでまたインターネットに頼るわけだが、調べたところ”lanrd”なる物があることが解った。紹介内容を読むと、64ビット環境で設計したので32ビット上では保証しないとのこと。
実際に起動してみると逆で64ビットでは動作しなかったが、32ビット環境では動作すことが解った。
さてこうして取り込んだ映像がこちらである。ネットに転がっている動画と比べて欲しい。
LDは東宝、なんと音声にノイズがあるにも関わらずそれを仕様だとして売りつけた物だ。
しかも音声はモノラル。劇場版にモノラルは無いだろう?よくこんな商売をしていたな。
今年までジブリが「千と千尋の神隠し」で赤かぶりを仕様だとして売り続けた話に似ている。
いつもつけを回されるのは消費者だ。