みやぎ野菜ソムリエの会

会員同士の相互交流と情報発信を目指し、各種勉強会、産地の視察研修等を自主的に行っていく野菜ソムリエ会員のコミュニティです

「旬の野菜&果物おすすめレシピ」6月度

2015-06-09 11:17:57 | 料理研究部会のブログ
6月に入り梅雨入りすると雨が多くじめじめした日が多くなりますね。
じめじめした日が続くと気分も沈みがちですが、そういう天気に負けず今月もレシピを紹介したいと思います。
 
今月は、今が旬の「そら豆」とアントシアニンが多く含まれている「ブルーベリー」のレシピを3品ご紹介します。
 
初めにそら豆のレシピからです。ソラマメはマメ科ソラマメ属で、ダイズ、ラッカセイ、
エンドウマメ、インゲンマメ、ヒヨコマメと共に6大食用豆と呼ばれています。
チグリスユーフラテス河流域からエジプトで4000年以上も前から食用として栽培されていたそうです。
日本には奈良時代に伝えられられました。名前の由来は実が空に向けて実るからだそうです。
 
そら豆の宮城県での収穫量は全国で第7位(平成22年度)、出荷量は全国で第6位(平成22年度)となっております。県内の主な生産地は村田町、蔵王町、栗原町等です。
 
それではそら豆のレシピを2品紹介します。
 
 
☆そら豆のリゾット
 
 
そら豆のグリーンが映え、そら豆の風味を
                 生かしたリゾットを作りました
 
<材料>(2人分)
 
そら豆 (正味)150g   玉ねぎ 1ヶ  ベーコン40g   米 1合
 
だし汁 約500cc   牛乳 200cc   粉チーズ 大さじ3   オリーブ油 大さじ2
 
塩コショウ 適量   パセリ 適宜
 
<作り方>
 
1)そら豆は、皮を剥き、玉ねぎはみじん切り、ベーコンは細切りにしておく。
 
2)厚手の鍋にオリーブ油を入れ火にかけ、玉ねぎを炒める。
 
3)玉ねぎが透明になったら、ベーコン・生米を入れさらに炒める。
 
4)だし汁を2~3回に分けて入れ、混ぜながら好みの硬さに煮る。
  その際、2回目の時にそら豆を加える。
 
5)牛乳・粉チーズを加えさらに煮て、塩コショウで味を整える。
 
6)器に盛り、お好みでパセリを飾る。
 
 
<コツ、ポイント>
 
そら豆は早く煮えるので、早い段階で加えるとかなりに崩れます。
 
粉チーズは、お好みで量を調節してください。
 
 
<レシピの生い立ち>
 
そら豆の色・風味・形を生かすために、この作り方にしてみました。
 
 
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。

クックパッド版はこちらから!!

 
(レシピ作成:大坪 律子)

 

 

☆ソラマメの豆腐白玉

 おやつにも塩加減でおつまみにも。

 

<材料>(2人分)

ソラマメ12本 白玉粉100g 豆腐100g 

A(砂糖大さじ1 塩適宜 )

 

<作り方>

1.ソラマメはちょっと焼き目がつくよう10分程焼き、薄皮まで剥いてすり鉢に入れて潰し

  Aを加えて混ぜラップして冷蔵庫で冷やしておく。

2.ボールに白玉粉と豆腐を入れ捏ねて適当な大きさに丸めて、沸騰したお湯に入れて

  浮いてきたら冷水にくぐしてザルにあげ器に盛り、1をかけてできあがり。

 

<コツ・ポイント>

ソラマメ餡が固めなら豆腐を加えて塩梅よくしてください。

 

<レシピの生い立ち>

宮城のソウルフード「ずんだ」を参考に作ってみました。

 

 クックパッドにもこのレシピを掲載しております。

クックパッド版はこちらから!!

 (レシピ作成:鷲尾 友希)

次はブルーベリーについてです。ブルーベリーは北米原産の果物です。日本には昭和26年に入ってきました。ブルーベリーの健康機能性に注目が集まり、作付け面積はどんどん大きくなりました。。ガーデニングブームの追い風もあって今ではすっかり日本でも定着している果物です。

ブルーベリーには大きく分けておもに寒冷地向きの「ハイブッシュ」、おもに暖地向きの「ラビットアイ」、荒れ地に自生する「ローブッシュ」の3つの種類があります。日本ではハイブッシュとラビットアイが主流で、ローブッシュはほとんど栽培されていません。

ブルーベリーに多く含まれているビタミンEは、血液の循環をよくしてサラサラにする働きがあるといわれているので、高血圧予防や動脈硬化予防に効果があるとされています。そして豊富に含まれているアントシアニンは、眼精疲労の改善に効果が期待できるほか、活性酸素を取り除く抗酸化作用があり、がん予防にも有効といわれています。

 国内の主な生産地は長野県、群馬県、茨城県などとなっております。

それではレシピの紹介です。

☆ブルーベリーあんみつ

鮮やかな青紫色を活かした和風スイーツです

<材料>2人分

(ブルーベリー寒天)

ブルーベリー 10~13粒、 砂糖 大さじ1、粉寒天 1g、水 150cc

(白寒天)
粉寒天 1g、砂糖 大さじ1、水 150cc、

ブルーベリー 10粒、ゆであずき 大さじ2、 抹茶アイス 大さじ2 

 

<作り方>

①  初めに白寒天とブルーベリー寒天を作ります。ブルーベリーと水、砂糖を鍋に入れブルーベリーの色がつくまで煮だし、火を止め粉寒天を加え泡立て器で1分程かき混ぜ溶かします。茶こしでブルーベリーと寒天液を分け、寒天液はタッパーなど四角い容器に入れて冷やします。白寒天も砂糖と水を鍋に入れ、沸騰したら火を止め粉寒天を加え泡立て器で1分程かき混ぜ溶かします。白寒天も容器に入れて冷やします。(粉寒天は80℃以上の熱湯で溶けるものを使用)

 ②  ①の白寒天とブルーベリー寒天が冷やし固まったら、包丁で2cm角に切り、ガラスの器に盛ります。ゆであずきと抹茶アイスを添え、生のブルーベリーを上に飾って出来上がり。

 

<コツ・ポイント>

 ブルーベリー寒天は、煮だすときにフォークでつぶすと鮮やかな紫色がつきます。また、実をそのまま入れたブルーベリー寒天もお薦めです。

 

<レシピの生い立ち>

鮮やかな青紫色を活かし寒天寄せにして、あんこと抹茶アイスを添えて簡単なフルーツあんみつにしてみました。ブルーベリーの天然色素アントシアニンは抗酸化力が強く、ビタミンCの5倍あると言われているそうです。生のブルーベリーも添えてたっぷりいただきたいですね。

 クックパッドにもこのレシピを掲載しております。

クックパッド版はこちらから!!

 (レシピ作成:佐藤 順子)

 

今月も美味しそうなレシピでしたね。この時期にだけしか味わえないそら豆を皆さん食べて見て下さい。

来月のテーマ食材は「にがうり(ゴーヤ)」と「トマト」です。

来月もお楽しみに!!

 

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