●次元俳句0285・真向い(空間)01・福島勲01・2016-06-30(木)
○「真向ひに海ある茅の輪くぐりけり」(福島勲01)
○季語(茅の輪くぐり・夏) 「まむかひにうみあるちのわくぐりけり」(「今はじめる人のための俳句歳時記(角川学芸出版編)」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:半年に一度の「夏越の祓(なごしのはらえ)」。茅の輪をくぐっての厄落とし。茅の輪の円の中に青く水平線が横切ります。
●福島勲(ふくしまいさお)
○好きな一句「欠航のいち日雨の花梯梧」02
○季語(花梯梧・夏) 「けっこうのいちにちあめのはなでいご」
【Profile】:1929年、東京都出身。1976年、「→河」入会。「河」無鑑査同人。「河」賞、『閻魔の手形』にて第4回俳句研究賞、『憑神』にて第3回一行詩協会賞受賞。荒川区在住。
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