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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■次元俳句626「電線の交錯梅雨の燕かな」(小岩浩子)

2023-06-25 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句626・交錯(空間)1・小岩浩子01・2023-06-25(日)
○「電線の交錯梅雨の燕かな」(小岩浩子01)
○季語(梅雨の燕・仲夏)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「→交差」は既出であるが「交錯」は初出。「交差」よりも少し入り乱れ感がある「交錯」。梅雨の中を飛ぶ燕が電線の交錯した街を俯瞰している。


小岩浩子(こいわひろこ)
○好きな一句「凌霄やほたほた夢をふり落す」02
○季語(凌霄・晩夏)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1936年神奈川県鎌倉市出身。1983年「万蕾」入会。1994年「万蕾」同人。1995年「万蕾」解散。1996年→雨宮きぬよ主宰「百磴」入会。創刊同人、編集部員。「百磴」「」合併。「枻(かい)」同人。


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