VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

肺ガンとタバコ

2006年02月28日 | Friend
             (神奈川県立がんセンター呼吸器科部長:野田先輩のレクチャーに聞き入る参加者)

今日の夜は、我が大阪府立高津高校同窓会東京支部の
“ヤング同窓会”という、少々耳を疑う名称の会。
(ヤング=戦後生まれ、なのだ!)

私は東京に転勤して、まだ8年弱なので
頼れる人も少なく、このような機会は有り難いので
ここ数年、参加させて頂きながらできる事はお手伝いをするようにしている。

同窓会という場になると、会社と違って私は若手になるので
大先輩方に可愛がって頂けるのが嬉しくて行っているとも言える。

今日は【肺ガンとタバコ】というテーマで、野田先輩がお話をして下さった。

肺ガンの種類や、治療法など現場での生々しいお話を交えて解説頂いた。
中でも、受動喫煙の方が数倍危ない発ガン性物質の一覧や
肺ガンの他、喫煙による動脈硬化の誘発が大きい事
また、タバコによる医療費負担などのコストが
タバコ税などの経済的メリットよりも、2兆8500億円も多く赤字だと聞かされると
納税者として漫然とはしていられない!

このままだと喫煙関連疾病による死亡者が、21世紀には10億人になると予想されていることから
“タバコは「大量破壊兵器」”と表現されたことに、大きくうなずく。


今日の会には地元大阪からも同窓会副会長が
「創立90周年事業」の一環である募金のお願いにいらっしゃった。
現在の同窓会長は大阪大学宮原総長で、その御同期なども運営のお手伝いを担っておられる。

昔と比べるとレベルが落ちたと言われ久しい母校であるが
我々卒業生としては、嘆くだけでなく後輩達の環境整備に少しでも協力したいと思う。


散会後、同級生の田前くん&高校では先輩・リクルートでは同期の柴田さんと
当時の思い出話に花を咲かせて、楽しくお茶して帰った