VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

広告もアノ手コノ手

2006年09月28日 | 社会・文化
新橋地下の通路で‘置配(オキハイ)’するリクルート「住宅情報マンションズ

昨日今日と、広告が少し目に付いたので2、3撮ってみた。(人が入ってしまい巧く撮れない!)
上のような、建築物の構造躯体である支柱に巻く広告はよくあるが
最近は、当社を中心に無代誌を置くラックとして立体的に活用されている。

無代誌と言えば、今日「R25」の藤井編集長(弟です・・・というのは冗談)に時間をもらって
近況を聞いていたのだが、メディアパワーがクライアントにも定着したようで
広告単価は250万円/Pと、週刊誌では信じられないレベルを維持しているようだ。

「R25」は電通リクルートの共同出資合弁会社、(株)メディアシェイカーズが広告営業/制作を担う
リクルートでは新しいビジネスモデルなので、他事業のように利益率は高くないが
今や電通の雑誌広告扱い高では、NO.1の雑誌という事だ。


    
左の広告は、見られましたか? SUNTORY「伊右衛門」JR横須賀線の吊広告であるが、ビックリ! 
先ほどの支柱立体ラックより交渉の難易度が高そうなJR車内で、変形中吊り!? 
モミジの造花が暖簾のようにかかっていて、小さなハガキほどの商品告知が右に付いてるだけ。

広告営業の現場を積んできた私にとっては、広告代理店の営業努力が感じられるものだった。

中写真は同じくJR「新橋」駅のエスカレーター横の壁広告。最近お目見えしたメディアである。
ロンドン(右写真)では地下鉄のエスカレーターの壁広告は名物である。
結構、クリエィティブが素晴らしくって関心するのだが
今日見た、JR版は電光掲示になっているのもイマイチ省エネ時代に逆行してる気がするし
広告のクリエイティブがガッカリなもの。 アジアとヨーロッパ、AD文化の違いが大きく出る。

光って目立つのは、飲み屋街だけで十分だと思うのだが・・・