VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ワークスコーポレーション、事務所移転

2006年01月21日 | 社会・文化
(渋谷に移転したワークスコーポレーションを訪ねて)

今日は金曜日。

お昼に、元リクルート先輩の主森(ワークスC社長)さんと小野(メディアF編集者)さんと会い、近況の興味深いお話と美味しい中華をご馳走になった!

主森社長は私が入社当時、リクルートが社運をかけて展開した通信事業時代の先輩。小野さんは、住宅情報・ハウジング時代の先輩と別時代の接点なのだが
実はお二人、阪大のご同期。なので、話も弾みアレコレと時間を忘れて。

私にとっては、お二人共に素の藤井繁子の理解者なので、心置きなく話ができる。

主森社長には、某出版社とのお引き合わせを御願いし、私は地元逗子界隈でお住まい用の土地を探すよう仰せつかった。
社長業としてのワークスタイルを伺っていると、20年近く前、私の側でお仕事をされていた頃と同じ“忍者”スタイルを彷彿させられました。
(勝手に命名しますが、企画書作成に没頭されていたかと思うと、突如雲隠れの術のように気配無く帰ってしまう・・・)

今は午前中に予定の仕事を済ますうようスケジュール設定し、午後は情報収集に出歩いたり急な仕事の対応に時間を確保されているようだ。
時間管理のシビアさに、サラリーマンと経営者の違いを実感。触発されました!


一方、小野さんは来週お引越。都内とUSAとのデュアルライフが本格的になる。

バブル時代を駆け抜けた、40代の住まいとライフスタイルは多様でエキサイティング!


慶應・ESL: MIT・house_n

2006年01月20日 | 住宅業界
懇意にして頂いている慶應SFCの三宅教授、渡邊助教授のESL(エコスマートライフ)シンポジウムに参加。

今回は、MITから同じく空間知能化住宅の研究を実践されているアーキテクトMr.Larsonを招いてのセッションであったが、彼の具体例からヒントを幾つか掴んだのと
私が個別に少し質問した個人的な関心事(パターンランゲージ)にもご意見を頂けたのは嬉しかった。

Mr.Larsonによって紹介された、アーキテクトがエンジンをデザインして空間をモジュール化、そのモジュール空間をエンドユーザーがデザイナーになってレイアウトして行く形は興味深い。
それを支援するのはコンピューターであるが、ユーザー教育を得意とするリクルートの出番もどこかにありそうだ。

氏曰く、住宅以外の分野では既に、PC(DELL)車(マセラティ)と形になっている。

ところで、〓wordを教わった!
NEAT(ニート)
いわゆるNEETではない。
これからの健康市場で使えるカテゴリーだ。


大手住宅メーカー広報連絡会

2006年01月18日 | 住宅業界
    (住宅業界マスコミの御意見番、池上住宅産業新聞社長が乾杯のご挨拶)

12年間、各社の広報担当が自主的に勉強会を企画しながら続けておられる会。マスコミ各社との新年懇親会に参加してきた。

池上住宅産業新聞社長は「住宅基本法が住生活基本法なんて軟弱な名称になるらしく、中身までそんな柔な事になってはイカン!」と意気込む。
池上さんとは今年も面白い事が出来そうだ。

私はこの会で一度講師を仰せつかり、住宅建築のユーザー動向とリクルートの広報についても紹介した。
当社は株も非公開なので広報と言えば社内向けの方がスタッフも多く、もっぱら社員の志気を上げる為の活動やツールなどが充実している事などをお話した。

その為に下調べに協力してくれた当社の広報マネジャーも辞めちゃったなぁ…
この会の発起人でもある旭化成木村さんはじめ広報●十年と言う方が多い職種も、リクルートでは有り得ないと言う事か。
当社も社内広報誌「かもめ」といえば福西女史という時代も長くあったが、今は社外からご協力を頂いているようだ。

この広報連絡会では、各社広報のプロとして魅力ある住宅産業を広く知らしめて頂きたいと思う。


住宅リフォームの市場規模

2006年01月17日 | 住宅業界
            (画像は本文とは関係無く、私んちの基礎/構造)

住宅リフォーム推進協議会の市場規模の推計結果では、平成16年度で【6兆円】。
なんと平成15年度の6.8兆円から、既に縮小!この数字の信憑性は???

私は意外と正しいと見ている。
リフォームは近年ブームに見えるが、過去10年以上も改修・修繕は存在し住宅設備の売上は大きかったはずで、
右肩上がりに市場が増え続けるような各社の予測に違和感を覚える。
また、景気が相当回復すれば、住宅需要は【リフォーム→建替え】に傾く。
そんな中、各社は設備機能に付加価値を付けて単価Upを目指すのか。

近年TV番組の効果でデザインを重視した‘生活スタイル向上型’の単価の高いリフォームが、
件数で稼ぐ‘不具合修繕型’からシフトして来ているのも事実だろう。


リクルートでは、「Goodリフォーム」を月刊誌にしてから3年になるが
意外と30歳代の若い読者が、堅実にリフォームで済まそうとする姿も見かける。

ところが、私自身が家を新築する前に最悪リフォームでも良いと思って、かなりの中古戸建物件を見歩いたが、妥協できる程度の物件は全く無かった。
一体、誰がこんな外観/間取りを考えたのか?!と腹立たしくなる家ばかり・・・
マンションリフォームは増加するとしても、戸建については耐震性も考えると当分は建替えを推進してゆきたい。

その耐震については、急ぎ改修が必要な住宅が1150万戸存在し行政としても最重要課題となっている。
(姉歯どころではない状態だ)
木耐協の調べでは、木造在来工法の住宅を診断した結果【半分強が倒壊/大破壊の危険有り】、建築基準法改正前の昭和55年以前に建築の住宅では68.22%に上る。様々な事情で、建替えができない場合は耐震補強だけでも急ぎ備えたい。
今年度は補助金/税制も優遇されるので、是非、自分でできる事から身を守って頂きたい。

・・・と、11年前震災を神戸(東灘区)で経験し生き延びた、この日に思う。


業界の賀詞交換会も一段落

2006年01月17日 | 住宅業界
            (プレハブ建築協会:賀詞交換会でご挨拶の、樋口大和ハウス工業会長)

恒例の業界団体や住宅各社の賀詞交換会に出席する日が続いたが、今日1/16で概ね終了。

社長かたがたとの歓談ネタを‥‥

住友林業/最近、ゆっくりお話できていなかったので、米国グリーンビルド法の資料を差し上げた。在住されていたWS州の話で興味を持って頂いた。イチロ-君とも親しいのだが、今年はご一緒されたのでしょうか?
積水ハウス/街並みフェアを、春秋に1000戸規模で開催されるとのこと。業界のリーダーらしく、住宅基本法やまち研での議論を率先。カスタマの動きにも期待したい。
大和ハウス工業/大阪から社長が珍しく顔を出されていた。当社の調査でも会社イメージが好調に上昇中。CMも好評だったが、会長-社長以下組織全体が巧く機能しているような印象。
三井ホーム/2×4協会会長(三井G)と共にご列席。建替え層にも注力されて単価の高い、三井らしいお客様層へこの景気回復に乗って攻めに出る年か。
ミサワホーム/上向く業績に貢献度も高いと思われるNY松井くん。今のCMでは宝物の花器(草月流)が松井の後ろに映っているらしい。社長曰わく松井より扱いに注意がいったらしい。こういうCM裏話は営業に必要。
TOTOINAX/両社共にリフォームに大きく梶を取っているが、先ほど発表されたリフォーム推進協議会のマーケット規模調査結果では、平成16年度で6兆円。なんと平成15年度の6.8兆円から既に縮小!どなたも、その数字には関心無く・・今年もリフォーム市場へ精力的。
東急不動産東急ホーム/野村不動産が野村ホームを清算した昨年。こちらは積極展開、宿泊体験やドイツの研究所との提携など新展開に暇が無い。先日拝見した、町田ひろこ氏デザインのモデルハウスは“美容”をテーマに女心を掴むIdeaが溢れていた。
松下電器グループ/松下電工パナホームと3社で建てた「Eco&Ud House」を見学。トヨタの未来住宅「PAPI」の2010年版という感じもしたが、機能/環境を“ファクター5”と数値設定したり、燃料電池を中心に久々、東京ガス仕様のエコ住宅を見た。


今年も、各社皆さんと有意義な住宅供給&研究ができるよう頑張ろうっと!


2006/01/11ブログ初め

2006年01月12日 | My Home
まずは、お正月のしつらえをチョット写してみました。

子供の頃、京都の醍醐未生流で師範を頂きましたが
近年、全く精進せずケンザンにもご無沙汰。
勝手流で入れてみました。

自慢は、何といってもHikingの途中でひらった松。
近所の二子山Hikingは、休日のおきまりエクセサイズなのですが
年末、刈り入れられ道に落ちていた松枝を頂きました。
松ぼっくり付きで、とても立派!

庭の赤い実(千両?)と共に小菊だけ買って、
ささやかに迎えた、気持ちの良いお正月でした。


年のはじめの、ブログはじめ・・・

2006年01月11日 | 湘南・逗子の暮らし
私の研究対象である住まいと暮らしについて、自分の暮らしぶりも公開しながら皆さんにご意見を頂く場にして研究を深めたいと思います。
ついでに、住宅業界の方々と接点が多いので裏話も交えて、業界の活動や思いも伝えて行きたいと思っています。

(戌年という事で、ロイヤルコペンハーゲンの10年以上前のYearDog)