VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

名古屋出張にて

2006年10月16日 | 社会・文化
ビジネスマン諸氏の出張、楽しみと言えば出張先での郷土料理や名物を食べる事。
今日の出張先は、「名古屋だがや」。

その前に、新横浜駅で「崎陽軒のシウマイ弁当」(710円)を買い込んでのぞみに乗車。

先日、“崎陽軒のシウマイ値上げ”がニュースになっていたので久しぶりに関心を持って買った。
ちなみに、「シウマイ弁当」は企業努力で据え置き価格。

あんずのデザートまで入って、シウマイだけでない工夫が人気の秘訣か。
PCを打っている間に、富士山を見過ごしてしまったのは残念。

さて、日帰りなので夜は新幹線の駅ホームにある「住よし の 名代きしめん」。
立ち食い屋に入れない女性陣は多いと思うが、営業時代が長い私は20代の頃から平気で入る。

外で「住よし特製天ぷら(だっけ?)」(530円)の食券を買って入り
1分位で出てくる、この素早さが有難い! 猫舌の私でも、10分待ち時間があれば食べられる。
私は同じ名古屋名物‘味噌煮込みうどん’より‘きしめん’が好きかなぁ。

ちなみに、特製には“キス・海老・かぼちゃ”の天ぷらが入っていた。流石に立ち食い、安い・・・
御出汁も悪くないし、おなか一杯にして新幹線に乗車。
帰りはグッスリ眠って、疲れを明日に残さない!


「つくば方式」コーポラティブ・マンション

2006年10月15日 | 住宅業界
先日、住文化研究協議会で定年前後の住み替え研究の事例でご講演頂いた
鎌田宜夫さん(建築士会連合会専務理事)のお宅にお邪魔してきた。

なるほど、伺ってみると分かる定期借地権での分譲になる理由。
「茗荷谷」駅から歩いて10分ほどで小石川植物園の隣にあり、これぞ“THE!文京区”という好立地。
神社の敷地を開発したもので、何とマンションには御輿のガレージが並んでいる。
  
斜面地を生かした設計で、ルーフバルコニーが十分に取られていて
前住居が戸建で、ガーデニングを趣味に野菜も作っておられた鎌田夫人にも納得の都心転居。
 青図に見入る専門家達・・・ 
ちなみに本日の訪問は、住文化研究協議会のギャルズ(?)4名が鎌田(長女)さんと共に訪問。
鎌田(次女)さんも住宅業界関係者という事で、総勢6人の住宅業界で頑張る(?)女性陣の集まりにもなり盛り上がった。

コーポラティブ住宅なので当然、全邸の設計やインテリアが違っていて注文住宅的な造りであり
ここ鎌田邸では、一戸建てからの住み替えでもあり収納への工夫がふんだんにあった。
書物が多いご主人の為には、2階(メゾネット住戸)の和室を書斎として長机&本棚が造り付けられ
その上、廊下一面に書庫が造られていてスッキリ収納されていた。
  
キッチンは、2Wayで回遊できるレイアウトが来客の多い鎌田邸にはピッタリである。

美味しいお食事とワインを頂きイイ気分になっていたら・・・何やらお披露目が始まった。
実は鎌田氏、コマのコレクションが400近くあるという事!?
   
“四角いコマと丸いサイコロ”(これは発想の転換を教訓に、との事)から始まり
世界各国のコマが出てくる、出てくる・・・止まらない。
でも、こんなにコマの種類があるなんて驚き! また各国の国民性やカラーがコマに出る所が奥深い。

そうやって楽しませて頂いている間に日が暮れて、都心の夜景がルーフバルコニーから眺められた。

私は戸建&郊外派なので、東京都内で住んでみたいと思った事は無いが
都心だが文化も薫るエリアで緑に囲まれた高台、そしてこのように戸建に近い設計なら住んでもイイかもなぁ・・・
と初めて感じたお住いだった。




和洋折衷インテリア

2006年10月14日 | My Home
自邸は外観はビクトリアン様式を基本にしているのに
外人の来客を意識して、唐突に日本趣味のインテリアがある。

今回のフランスで買った鏡も、伊勢神宮御用達に発注した御簾がかかっているトイレの手洗いに。
フランスArtと日本伝統工芸のエクレクティック(折衷主義)を目指した感じ。
  
あと、2階上のロフトは畳敷きのホームオフィス(?)。
そこにも、“これぞ、Japanese!”な一品。
壁の額には、故・中内功氏(元ダイエー&リクルート会長)から頂いた色紙が入っている。
十数年前のリクルート時代に、2度ほどインタビュアーとしてお会いして贈呈頂いたもの。

立派な額に入っていて、現代的な家では置き場所に困るのだが
丁度、エクレクティックな空間に収まってくれた。

車とキッチン

2006年10月13日 | 住宅業界
リクルート社が発行する中古車情報誌カーセンサーの輸入/プレミアム車版「EDGE」の編集部で
高級イタリア家具「Giorgetti」や高級キッチン「Minottie」を輸入している
クライス&カンパニーの高原姉妹と打ち合わせ。
(後ろに立っているのが、車業界では有名な堀江史朗編集長)
 
1000万円の車を買う人と、3000万円のキッチンを入れる人に
共通点があるかも知れない・・・という事で、今度、クライス&カンパニー社の丸山社長を取材する話で盛り上がった。

タイトルは「‘3000万円のキッチンを売る男’なんてどうかなぁ・・・」と堀江編集長。
先日、ショールームでその凄いキッチンを見ただけあって、車雑誌に唐突感のある面白いタイトル。

車も家も、メディアに求められているものは
単なる商品情報だけでない、その『世界観』や『感動』であり、それを『ライフスタイル』と言うのかも知れない。


フランスからの小包

2006年10月12日 | My Home
今日、自宅に戻るとフランスからの小包が届いていた!
先月、フランスParisで「Maison & Objet」見本市に行った際
Gastle夫妻の友人であるアーティスト、Oneiros氏から買った鏡が届いたのだ。
 
9/26に発送してくれたらしいので、2週間で着いた事になる。連休もあった割りに早かった。

実はコレ、ドラム缶のフタをくり抜き&折り曲げて、真ん中に女性のシルエットを残しミラーにしたデザイン。

トイレに黒の鏡が欲しかったが、なかなか気に入ったデザインが見つからず
建築後2年経ってもトイレの壁には鏡が無かったのだが、パリで偶然出会ったArtな鏡に一目惚れ。


海を渡って到着した鏡は無事割れることも無く、より輝きを増しているように思えた。
さて、取り付けるのには重いので相当なフックを買わねば・・・・

「住宅月間」(住生活基本法制定記念)フォーラム

2006年10月11日 | 住宅業界
国交省賞では10月を【住宅月間】と位置づけ、H元年から全国で様々なイベントを開催してきた。
合わせて業界団体や各社もこぞってイベント・セミナーを開催するので、10月は住宅ジャーナリストが大忙しだ。

今年は、静岡が中央イベント開催地。 私はそちらには行けないので、東京のフォーラムなどセミナーに出席する。

今日は、住宅月間実行委員会の主催の、
【「住宅月間」(住生活基本法制定記念)特別フォーラム】を聞いてきた。
業界関係者が集まるフォーラムであるが、HPでは満員御礼で締め切られていた。 国交省などのご挨拶に続き

まず記念講演として、住生活基本法策定の中心的役割を果たされた
小林重敬(横浜国立大学大学院教授)から「社会的資産としての良質な住宅ストックの形成」について。
 
“基本法”とは価値変化が大きく押し寄せる時代に必要な理念であり
『市場主義』『ストック主義』が双方合わさってこそ機能するものである事や
『社会的‘な’資産』の‘な’に拘られた経済学者:八田先生とのやりとりなど
理念策定までの、リアルなお話や志が伺えて良かった。

続いて、シンポジウム「ストック重視社会を目指して」という内容で
 
コーディネータ に野城智也(東京大学教授)、
シンポジストは岩村和夫(武蔵工業大学教授)小林秀樹(千葉大学教授)といった先生方と
岡本利明(旭化成ホームズ代表取締役会長)、黒岩幹夫(三井ホームリモデリング専務取締役営業本部長)前橋信之(東陶機器UD研究所長)
といった各種業界代表者によるパネルディスカッション。

中で、小林先生のお話はいつも共感する点があり楽しみにしていたが
今日も先生が主題としている‘SI(スケルトンインフィル)’から派生して住宅税制についてご意見された点が面白かった。

持家の価値を高める為に、リフォームなどを行なう事で
今後は住宅評価をした上で、固定資産税の評価額が上がってしまうようでは促進できる筈は無い。
そこで、固定資産税は建物にかけず、土地にサービス税(市町村からインフラ整備を享受しているので)としてかけるべきというご意見。
持家生活者としては納得できる。という事は、建物の消費税(取得税)はかけるという事だろうか。

現在、住宅税制の抜本的改革を各所で検討・推進されているが
来週は、正しく住団連のセミナーが消費税を含めた住宅税制に関する内容。
これも知った方々が登壇されるし、オンタイムの情報を楽しみにしている。

逗子のシャラポワちゃん

2006年10月09日 | Tennis
土・日・月と3連休、あまりに天気が良くTennis三昧で過ごした。

逗子テニスクラブでは、池子の運動公園にあるコートと久木中学校のコートが使えるシステムになっているが、
久木コートは、暗黙の了解(?)で上級者が中心にプレイする場になっている。

そこで私は、上級者が来る時間帯を避け、それ以外の時間帯を狙ってチャレンジ!
AM6:30頃からプレイしているメンバーもあるが、私はは頑張って8:00~8:30に到着。
 
気心知れた顔も多く、Mixダブルスで。 “逗子テニスのシャラポワちゃん”を囲んで、嬉しそうなオジサマ方々!(写真中)  パワフル・ストロークのシャラポワちゃん。

実は、この久木コートは米軍池子住宅地に隣接していて、金網の向うは“USA”なのである!
 
(写真上)唐突に、アメリカ人ファミリーが自転車に乗って行き過ぎたり、ジープが走ったりするのである・・・

コートを囲む森の木々が気持ちよく、自然が残るこの土地も
米軍地に隣接していなかったら、バブル時には大規模マンション開発されていたに違いない。
そういう事含め、米軍との共生には功罪様々な逗子市なのである。

新田園都市構想

2006年10月07日 | 住宅業界
(株)日本建築センターが主催する「住いの産業ルネッサンス塾」による
藤本 昌也氏(現代計画研究所 主宰)の講演会に出席。
 
当塾の『まち研』の討議にも入っておられる藤本氏は
「住宅・不動産業ではなく、‘住まい産業’として生活やコミュニティまで踏み込んで行けるかどうかが業界の将来に関わる」
と業界への要望やあり方も、プレゼンテーションに交えて話された。

講演内容は「つくば市 中根・金田台地区」の土地区画整理事業に関わり
環境価値の高い土地利用計画として提案された『緑・農・住 一体型田園街区』について。
 
地元地権者やユーザー(購入対象者)との協議や調査の工程、公団や国交省・行政との関わり方など実態をご紹介下さった。
近年、開発事業も分業化しすぎて分断され、コラボレーション力が無いのがモノ(この場合は街)づくりができない弊害である事や
上下関係では事業を巧く進められない事は、今起こっている事件を見れば明白という苦言も。

非常に共感できるお話が多く、流石に30年近く、街づくりから設計に関わっておられる方のお話で勉強になった。

この地区で導入される「田園街区」へのエンドユーザーの反響は高いようで、街の実現が楽しみである。

ちなみに「田園街区」のモデル住宅は、【住宅地250㎡:農地100㎡:緑地250㎡】という配分。
先月滞在した、フランスのパリ郊外120㎞のお宅界隈では【住宅地50㎡:農地400㎡:緑地200㎡】×4倍くらいの割合。
やはり自給率も高く、自然も豊かな国民の生き方は違っていた。

市長選挙に向けて

2006年10月07日 | 湘南・逗子の暮らし
現、長島逗子市長は当選時に全国で最年少市長(31才、98年)となり話題をよんだが
この12月で任期終了、新たな市長へ立候補している市会議員の平井竜一氏のフォーラムを聞きに行った。

平井氏を応援している元市議の松本まちこ氏と環境活動で接点があり、
このフォーラムの今日のテーマが「環境」という事で、参加のお誘いを受け行ってみた。
平井氏の事は名前程度しか知らないので、直接話を聞く良い機会だった。
 (そう言えば、逗子テニスクラブに過去在籍されていたらしく、一度パーティに顔を出された事があった)

今日は環境系の活動をされている方々が主に、12-3人集まっていた。
平井氏からは「市職員が420人中80人も定年退職を迎える、この4年が市のシステム再構築の重要な時。
                       市民と共に、市民自治のしくみをづくりをしたい。」
「豊かな自然を守り抜く“覚悟”をする」と、その具体的なアクションプランの説明などがあった。

環境については、開発問題やお隣の鎌倉市との共同ごみ処理施設についての是非など、差し迫る課題も多い。

元市議の網倉大介氏(40)も先に出馬を表明しているので、
双方のポリシーや人格をできるだけ知って投票に臨みたいと思う。

天ぷら「逢坂」

2006年10月06日 | Friend
今日は某社の中村氏が、幼なじみの元リクルートの人を私に紹介してくれるという事で会食をした。
実は3人とも同い年なので、その紹介頂いた市川氏もリクルート入社同期であったが
彼は東京のスタッフ系、私は大阪の事業営業系となると全く接点が無いもんだ。

我々の時代(1980年後半)リクルートは、約7~1000人の大量採用なので知らない人も多いし
現在私の同期はほとんど退職してしまっているのが、リクルートの新陳代謝の良さで、活力の源とも言える。
市川氏も10年ほど前に退職し、ご活躍の輩である。
※ちなみに、最近10年位の新入社員は我々ほど退職率も高くないようだ。
      それ以前は、独立心旺盛な人材がリクルートに入社したが、最近その手の人達は、IT系に行ってしまうようだ。

さて、今日はお食事をしたお店が素敵だったのでご紹介します!
天ぷらの「逢坂(おおさか)」さん。新橋から虎ノ門に歩いて向かって、日比谷通りを越えたあたり。

市川氏らとは旧知の仲のようである、お若い大将の大坂さん。
このお店を持たれてからは5年ほどという事だが、赤坂の有名天ぷら店から独立されたので腕はもちろんだが
素材へのこだわりが独立店ならではである。

上品な先付けと共に、天ぷらは2種の海老から始まり、新鮮なお魚やお野菜。
そして季節の“松茸”が登場! これは岩手の国産という事だが、丹波の松茸がどう違うのかなど面白いお話を大将がしてくれた。

大根おろしの天つゆ、レモンに加えて、パキスタン産のピンク色した塩に目が行った。
カウンター中に、その岩塩(塊)が置いてある。鉄分が多いので赤いという事。

ナント、帰りには松茸の軸(足、写真右)を「ご自宅で松茸御飯くらいはできますよ」とお土産に下さった!! 

大粒の銀杏や、最後に大きな栗(甘く煮てある)の天ぷらまで出して下さって、秋の実りを存分に頂けた。
私は天茶と柿でしめ、大満足。

逢坂」はランチ営業もしていて、お手頃大人気のようなので是非お試しに!
   


UR都市機構の研究報告会

2006年10月04日 | 住宅業界
UR都市機構の研究報告会「団地が再生する 都市が再生する」の一部を聞いて来た。
特別講演ジャーナリストの大宅映子氏の「どう輝いて生きるか~都市の再生をめざして~」も聞きたかったが、
時間が合わず断念。
  
①「建替団地における集会所の新たな提案と利用実態」 ②「団地ビオトープの経年評価に関する調査」 ③「好かれる景観・嫌われる景観、景観評価に関する調査研究」

と3つの発表を聞いてきたが、この3つともとても興味深い内容であった。
①は千葉、高根台団地(S36年~4608戸)の建替事業の中で
重要なコミュニティの場として創造した“集会所”ついて、ニーズや運営状況につて。
建替え着工4年前から始まった話し合いや調査など、具体的な内容が聞けた。

中で私が驚いたのは、住民調査の声に「新築マンションは室内が静か過ぎる」という不安があった。
通常、上下階や隣住戸の音は騒音であるが
長らく公団住宅でお住いになった方々には「静か過ぎる」のは逆に不安を招くようだ・・・

そんな声も含め、既に団地内コミュニティが確立されている既存住宅にとって
皆が気楽に集まり、活動し、寛げる場“集会所”は建替え時に重要なハード機能であったようだ。

②のビオトープの経年観察もUR都市機構ならではの研究で興味深かった。
    (このような役割含め日本の住宅環境整備には、今後も機構が何らかの形で必要であると強く思う)

「公団では初めてH4年に、大阪・高槻阿武山団地でビオトープを作った」という。
何と懐かしい!私が大阪で「住宅情報」の営業マンだった頃、公団を担当していた時の話だ。
ビオトープ整備時の誘致目標生物(動物・植物)をスコア評価し共有された。
都市の自然環境保全に、ビオトープは一つの解決策であるようだ。

③は景観評価の公団版の実例調査で、その評価軸などを探る研究である。
実はリクルート住宅総合研究所においても、東大の浅見教授が顧問となり
「住環境アセスメント」を我々の物件&ユーザーDBを使って研究しようという試みもある。

公団のケースは集合賃貸住宅を中心とした団地内街並みについての景観が主であるが
具体的な写真、調査結果を基に発表されたので分かりやすかった。
好まれるキーワードは“うるおい・やすらぎ”の感じられる景観で、
緑・自然・歴史などの要素を取り入れる街づくりが求められていた。






明海大学にて講義

2006年10月04日 | 住宅業界
日本では珍しい「不動産学部」を持つ明海大学
今年3年生向けに、新規開講された「不動産ビジネスの経営戦略」という科目は
不動産業界の実務家を講師に迎えるというもので
その1番手の講師が、本日の私であった。朝から、新浦安にあるキャンパスに向かった。

大学からのご依頼では、不動産業を取り巻く社会状況や業界動向に加えて
業界が求める人材について話して欲しいという事で、就職活動の一助にもしたいようだ。

私の講義は、いつもの業界用の消費者動向を学生向けにアレンジしたもの。
リクルートのビジネスモデルの説明や、最後にリクルートの(私の、か?)“人”に対する思いを加えた。

大きな階段教室だったので、「かなり寝るなぁ・・・」と思ったが
2人ほどを先生が回って起こしてくれた程度で、
調査データなど見慣れない数字を前に、良く講義について来て聞いてくれた。
 
私自身は、大学時代に中学校へ教育実習に行って以来の教鞭なのでワクワクしたが
業界の勉強会と違って、学生に親近感を持ってリラックスし過ぎたせいか
関西弁丸出しの“素”の状態になり、品格が無かった・・・反省。

ただ、学生を前に話をしていて『業界も日本の住環境も、あなた達次第!』と思える希望を、私が感じた。
“若者への希望”これこそが、今後、より幼い子供達への『住教育』に力を入れたい所以だ。

さて、この講義。次回以降は宅建協会さん、全宅連さん、オリックスファイナンスさん、UR都市機構さん・・・・と続く。
学生も、業界は相当幅広いものなのだと実感するに違いない・・・・・

Docomo電波と宅地開発

2006年10月02日 | My Home
自宅では携帯(DocomoのFOMA)の電波が届かず、仕事関係でご迷惑をかけることがあったが
実は一昨日(9/30)、急に【圏外】が【バリ3】になってビックリ!? 
DocomoのHPを調べたら『9月:品質向上エリア』一覧に当地の住所があった。(本当に、9末キッチリだ・・・)

 

嬉しい事だったが、一方では東京電力の電柱を立てる為に
自宅前の山裾の木々が伐採された。 (写真はリビング前のテラスからの眺め)
高さ5~10m×長さ50mほどの一帯が、思いっきり伐採されハゲ山に(写真中の山裾で見えにくいが)。

工事車両の警備をしているオジサンに聞いたところ
「奥の家が建ってるでしょ、あの為に電柱がいるらしいよ」という事。
自宅のダイニングからも見える、西の山裾で数件の家が建築中。(写真右の電柱の先)
今日、その奥にある建築現場まで足を伸ばしてみた。

自宅から見ていた時は、1軒か2軒かと思っていたら“5軒”だった!?
これも条例逃れの建築か!?と、まちづくり審議会委員としても疑問を抱がずにいられなかった・・・
所謂、小棟分譲現場である。(事業主は中小不動産会社)

この家の為に、こんなに山を刈らないといけなかったのか!?と思うと、悲しくなった。
(ここを購入する方々には罪は無いのだが・・・)

私が使えるようになって喜んだDocomoの電波も、どこかの森林を破壊して可能になったのでは・・・・と不安になった。
色んな矛盾を抱えるのは必然としても、開発と自然保護に関心を持つことが最低の義務であるとも思う。


イサムノグチTable

2006年10月01日 | My Home
リビングのテーブルを探して2年・・・やっと、イサム・ノグチコーヒーテーブルに決めた。
  
実は、購入してから暫く放置されていて、今日やっとの事でセットできた。

というのも、こんなに重いと思わなかったので、2階へ搬入せず1階までで受け取ってしまった為。
(男手2人で、やっと持ち上がるガラス天板。これこそIsamu Noguchiの質感ではあるが・・・)

そこで本日、ウインド・サーフィンに出るという末吉(写真右)&井口両氏に
立ち寄ってもらい、2階へ担ぎ上げてもらった。
生憎の雨&風無しで、ウインド・サーフィンは中止にしたらしく・・・という事は
このテーブルの為だけに??? ゴメ~ン!

お詫びのLunchで許してもらった。

愛猫クレオパトラも新しいテーブルに興味津々。
Timは「重すぎて、掃除機をかけられない!」とご機嫌ナナメ・・・私が2階を掃除するハメになった。