実父は、病気が発覚したときも
まだ仕事をしていた。
社長とは、同い年でよくケンカもしていたらしいが、
その社長のご両親に可愛がってもらっていたようだ。
私も、子供のころに遊びに行った記憶があるが、
父の子供である私のことまで、やさしく迎え入れてくれたことを
記憶している。
今年も、社長夫人とその長女さんが
実家にお参りに来てくれた。母から訪問があることを
聞かされていたので、隣に住む私もちょっとだけ顔を出して
ご挨拶と思っていたが、ついつい長話・・・
父の思い出話になった。
今までは、社長夫人が自ら運転してのことだったが、
88歳にもなると心配事も増えるのだろう。
とにかくありがたい。
父が他界して15年(?)
とっくに仕事上の付き合いは終わっているはずなのに、
こうやって気にかけてくださっている。
私が同じ立場だったとき、そんなことができるだろうか。
できないよなぁ。
「来年も生きていたら来るからね。」そんなことを
笑いながら話してくれた社長夫人。
気持ちが嬉しいが、とにかく元気で長生きしてほしいと
願っている。
お父様が亡くなられて15年も経つのに 社長夫人と娘さんが毎年 お参りに来てくれる
ここまでの関係は世間でも殆どありません
お父様の人間味ある日常がそこにあり 築かれたことでしょう
お父様と社長夫人がたに共に賞賛と尊敬の念を送ります
お父様にとっての可愛い娘 いつまでもお元気で天国へ感謝のエールを送ってください
父が務めていた会社はまだ事業を継続中です。
今は、次の世代が中心になっているのかと思いますが、
毎年会社のカレンダーやら何やらをもって
来てくださるのはありがたいです。
普通だったら、父が亡くなった時点で
その関係は終わっているでしょうから。
厳しかったけれど、愛されていたのが分かります。
実は、父は農家の長男。そうでなければ、父を
お婿にもらいたかったんですって。
そうしたら、私はいませんでしたが。。。