一旦追いついた形だが、
勝負は7回表についていた・・・。
先頭の大山がホームランを放って
1点差となり、ボーアがヒット。
わざわざ植田を代走に送って
梅野にバントさせたのも
7回にしては謎だったが
最大の謎は、
無安打だったとはいえ
ラッキーボーイ的な存在の
小幡にわざわざ代えて
アンラッキーボーイ的な糸井を
起用したことだろう。
別に小幡が打たなくとも、
誰も文句は言わない。
逆に打てば最も盛り上がる場面。
広島の中ではラッキーボーイ的な森下も
19歳の小幡の前では
年配の悪役に過ぎない。
が、わざわざ
39歳の大悪役に代えたことで
善悪の役割が入れ替わったという
ところだろうか。
結果的に、この7回表のチャンスと
9回表のチャンスに糸井が凡退した
ことが、直接の敗因となったが、
そもそも糸井に代えたの間違いだろう。
せっかく自分が抜擢した
ラッキーボーイを自ら
引っ込める矢野の愚策が生んだ
サヨナラ負けといえよう。
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