何となく南国の雰囲気を思わせるような背の高い木にびっしりと咲いていた白い花。
最初に見つけた時はまだほとんどが蕾だったけれど、これは「ニオイシュロラン(匂い棕櫚蘭)」。
以前、この木は園芸品店ではドラセナとして売っていた。
幸福の木と呼ばれている観葉植物の、あのドラセナ。
ドラセナって花が咲いたっけ?、外植えで冬越しできたっけ?と思って以前に調べたことがあった。
そうしたらこの木、以前はドラセナ属だったのでそのままドラセナとして売っているのだと分かった。
今は、「ニオイシュロランロラン」として扱っているところもあれば、いまだにドラセナとして売っているところもあるようだ。
そして数日後、再びその場所に行ってみた。
この前よりも花が開いてきていた。
花に近寄ると香りがする。
この香りがまた強烈な芳香剤のようで、好みが分かれるかもしれない。
でも背が高い木だから花に顔を近づけることがあまりないと思うので、風に乗って漂ってくるくらいの香りならばほんのりとしていいかも。
学名:Cordyline australis
英名:Fountain dracana ,Palm lily ,
別名:コルディリネ・オーストラリス
科名・属名:キジカクシ科 センネンボク属
原産地:ニュージーランド