日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

ヘチマ(糸瓜)

2024-11-27 07:00:00 | 植物

ちょっと季節外れかとも思ったのですが、「ヘチマ(糸瓜)」のグリーンカーテンを見つけました。

葉が青々と繁り、花も小さな実もたくさんついていました。

 

 ヘチマ

ウリ科・ヘチマ属に分類されるツル性の一年草で、江戸時代に日本に渡ってきたとされています。

生長するとツルを伸ばし、手のひらのように深く裂けた形の葉を互い違いに生やします。

花は黄色く、直径5~10cmほどで5枚花弁です。

一つの株に雄花と雌花両方が咲き、結実可能です。

雌花の基部には実になる部分がついていて、膨らんでいるのが特徴です。

秋には長さ30~60cmほどの円柱形の実が付きます。

若い実は食用とされ、完熟した実の網目状の繊維は、たわしや浴用スポンジとして利用されたりします。(Green Snap)

 

[雌花]

 

[雄花]

 

開いているのはほとんどが雄花で、雌花は萎んでしまって、小さな実に変わっていました。

雌花の方が早く終わってしまうようですね。

名前の由来が面白いのです。

和名の『イトウリ』がやがて『トウリ』と転訛し、いろは歌の中で『ト』は”へ”と”チ”の間に位置するから---ヘチ間→ヘチマとなったようです。

 


 

学名: Luffa cylindrica L.

英名:Luffa、 Loofah、 Loofa

別名:イトウリ

科名・属名: ウリ科 ヘチマ属

原産地: インド

 


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