日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

大分へ2泊3日の温泉旅行①

2024-12-15 07:00:00 | 温泉

今年最後の温泉は大分に決め、2泊3日で大分県を回ることにしました。

宿泊先だけを決め、あとは行き当たりばったりで、温泉があったら入り、見学先があったらそこを見るといった旅でした。

 


お昼に大分空港に着き、すぐにレンタカーを借りたのですが、予約したのはコンパクトカーだったのに、待っていたのは何とプリウス、それも新車でした。

車の都合がつかなくて、同料金でプリウスにしてくれたとのこと。

ガソリン代などを考えると嬉しいのですが、新車だからいつも以上に運転に気を遣うし・・・ちょっとと思ったのですが、しょうがない。

 

最初に向かったのは『両子寺(ふたごじ)』、紅葉の名所のお寺です。

このお寺は国東半島の中央部にそびえる両子山の中腹にある、1300年の歴史のある天台宗のお寺です。

事前の情報ではこのお寺の紅葉が真っ盛りということだったのです。

初めて聞いた名前のお寺だったのですが、観光バスの駐車場もあるような大きなお寺だったのでちょっとビックリでした。

ところが、紅葉の見ごろは2~3日前に終わってしまったようでした。

聞くところによると、いつもより遅い紅葉で、色づいた後もあまり持たなくてすぐに散ってしまったとのこと。

やはり夏が暑すぎたりして気候が変だったからでしょうか、それでもまだ紅葉が残っていた場所もありました。

山へ続く道は落ちた葉で敷き詰められていました。

 

 

両子寺を後にして、別府へ向かいました。

別府は何度か来たこともあって、地獄巡りなどの市内観光は経験済みです。

だからすぐに1泊目の宿のある明礬温泉(みょうばんおんせん)へ。

別府には『別府八湯』といって風情の異なる8つの温泉郷があり、その中の一つの明礬温泉(みょうばんおんせん)は市街地から離れた高台にあります。

明礬温泉に近づくと、モクモクと白い湯気があちこちから出ているのが見えてきました。

そして一番高い場所にある日帰り温泉施設『明礬 湯の里』へ。

ここは湯の花の製造場所を見学したり、温泉に入ったりする施設です。

 

[湯の花小屋]

湯の花の製造過程を見学したあとは、大露天岩風呂に入りました。

別府で一番高い場所にある露天風呂です。

このお風呂は2度目です。

前回の時の記事です----明礬湯の里

 

お風呂に入った後はすぐ下にある、この日の宿『ゑびす屋』へ。

 

 

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ガーデンシクラメン・ジックス

2024-12-13 07:00:00 | 植物

冬になるとプランターや庭を小さな鉢植えの花で飾るお宅が多く見られます。

パンジー、ビオラ、プリムラ、ノースポールなどが植えられているのを良く見かけます。

最近ではガーデンシクラメンも人気があるようです。

ガーデンシクラメンとはミニシクラメンの中でも特に耐寒性の強い品種で、冬でも屋外で育てられるように改良されたものです。

 

このようなポットに入ったガーデンシクラメンも今では定番になっていますね。

 

ウォーキング中、変わった咲き方のシクラメンを見つけました。

初めて見たシクラメンでした。

花弁が反り返らず、下を向いたまま。

裏側にあるはずのガクが目立って、花弁のように見えます。

ガクと花弁で紅白になっていて、とってもオシャレです。

 

このような咲き方を傘咲きと言うのだそうです。

 

花をひっくり返してみたら、一般的なシクラメンと同じで、ただ花弁が反り返っていないだけでした。

 

調べてみたらこのシクラメンは2018年に日本に入ってきたようです。

5~6年前から既にあったのに、今まで全く見たこともありませんでした。

オランダにあるシクラメンの育種で有名な『スクーネベルド社(Schoneveld)』が作った品種だとのことでした。

品種名は『ガーデンシクラメン・ジックス』と言うのだそうです。

 


 

学名:Cyclamen persicum

英名:Cyclamen

別名:カガリビバナ(篝火花)、ブタノマンジュウ(豚の饅頭)

科名・属名:サクラソウ科 シクラメン属

原産地:北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地

 

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ハマヒサカキ(浜姫榊)

2024-12-11 07:00:00 | 植物

この辺りは海辺ではないのですが、街路樹の下にある植え込みやマンションの入り口などには「ハマヒサカキ」が多く使われています。

今、そのハマヒサカキが花盛りです。

ただ、生い茂った葉の陰になっているので、注意して見ないと気づかないかもしれません。

 

 

ハマヒサカキは、潮風や乾燥に強い木なので、日本では千葉県以西の海岸を中心に自生しています。

一つ一つの花は径5㎜ほどで小さいのですが、たくさんの花が枝に連なって下向きに咲きます。

可愛い花なのに『プロパンガスのような匂いがする』、とも言われています。

 

画像は雄花です。

雌雄異株ですが、雄花しか見つけられませんでした。

壺形の雄花は雄しべ10~20本ほどあって、雌しべは退化しています。

 


 

学名:Eurya emarginata (Thunb.) Makino

英名:なし

別名:イソシバ(磯柴)

科名・属名:モッコク科 ヒサカキ属

原産地:日本、朝鮮半島、中国、台湾

 


 似たような木に”ヒサカキ”と”サカキ”があります。

その違いは開花時期と葉を見れば区別がつきます。

花の咲く季節順に並べると、

春・3月~4月に咲く---ヒサカキ

夏・6月~8月に咲く---サカキ

冬・10月~2月に咲く---ハマヒサカキ

 

葉の様子

ギザギザした鋸歯---ヒサカキ

縁にギザギザがない---サカキ(ヒサカキより少し大きめ)

全縁で、縁が反り返っている---ハマヒサカキ

 

 

[葉がギザギザのヒサカキ]

 

[全縁でギザギザのないサカキ]

 

[全縁で葉が反り返っているハマヒサカキ]

 

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エゴノキ(野茉莉・蘞の木)

2024-12-09 07:00:00 | 植物

冬なのに「エゴノキ(野茉莉)」に花が咲いていました。

エゴノキは落葉高木、花期は5月~6月、枝いっぱいに白い花をつけるのですが、冬に見るエゴノキはポチポチと淋しそうな感じです。

道路沿いにあるこのエゴノキは毎年冬(11月~12月)にかけて花を咲かせていて、葉もしっかりと残っています。

 

冬でもエゴノキの花は咲くのかと、いろいろと調べてみたのですが、どこにも記述がありません。

BingAIで聞いたら、「エゴノキの花は通常、5月から6月にかけて白い釣り鐘形の花を咲かせるのが一般的です。残念ながら、冬の時期にはエゴノキの花を見ることはできません。」という答え。

それじゃこの花は何なのでしょう?

 

 


 

学名:Styrax japonica

英名:Japanese snowbell

別名:チシャノキ、ロクロギ

科名・属名:エゴノキ科 エゴノキ属

原産地:日本、中国、朝鮮半島、台湾、フィリピン

 

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マルバヒイラギ(丸葉柊)

2024-12-07 07:00:00 | 植物

「ヒイラギ(柊)」の白い花が咲いていました。

 

このヒイラギちょっと違和感が・・・そうなんです、葉にギザギザがないのです。

これは「マルバヒイラギ(丸葉柊)」という園芸品種なのです。

 

ヒイラギは濃い緑で光沢のある葉、そして葉の縁がノコギリの歯のようにギザギザしているのが当たり前でした。

ところが、ヒイラギは大木になると、葉にトゲがなくなって丸くなるようなのです。

それは、葉のトゲは動物に食べられたりするのを防ぐためにあって、大木になると上部の葉はその心配がなくなるからトゲのない葉ができるらしいのです。

そこで、「生け垣のヒイラギはトゲがない方がいいかも?」、と考えたかどうか分かりませんが、この上部のギザギザのない葉を接ぎ木して、トゲのない品種を作りだしたようです。

それが葉にトゲのない、「マルバヒイラギ」です。

ヒイラギと同じように11月〜12月ごろ白い花を咲かせます。

モクセイの仲間なので、花も良く似ていますし香りも結構あります。

雌雄別株で、雄株には2本の雄しべが突き出していて雌しべが小さな雄花が咲いて、雌株には子房が膨らんだ雌しべと雄しべが付いている『両性花』が咲きます。

花は雄花も雌花もあまり変わらなくて区別するのが難しいようなのですが、拡大画像を見るとどうも雌しべが発達している雌花のように見えます。

マルバヒイラギは『一般的に流通しているのは雌株の方が多い』、となっていたので、この木も雌株のようです。

 

常緑でトゲなしで、甘い香りがする花も咲く、庭木や生垣にもいいかもしれません。

 


 

学名:Osmanthus heterophyllus

英名:Chinese-holly

別名: 鬼の目突き(オニノメツキ)

科名・属名:モクセイ科 モクセイ属

原産地:日本、台湾

 

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