第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

寺澤秀一先生レクチャー、清田雅智先生レクチャー

2016-11-13 21:24:39 | 総合診療

皆様こんにちわ。

Diagnostic error in medicine 9thで発表するためにしばしハリウッドにいっておりました。(これは隙間時間をみて、ここに私なりの総論と内容をUP致します)

なんと帰りの羽田へ便が2便とも機内で数時間以上もまたされたあげくに、引き返すという大惨事(害は無し)で、まる24時間位も帰国がおくれて、寺澤先生のご講演の前座を務める事が決まっていましたのでギリギリで出雲に帰還しました。

 

寺澤先生の内容は、医学生の時にあまりにも影響を受けております。どうしたら良い医師になれるか?そもそも良い医師とはどんな事なのか?昔、講演を追っかけて大阪や京都や神戸まで通い、今の自分の原形を作って頂いのではと実感しております。

医学生の時に聞けば医学生として響き、医師として聞けば自分の至らなさが自覚され恥ずかしい気持ちになり、また明日から頑張ろうという決意を毎回頂けます。お礼のメールをした所、お返事をいただきました。なるほど、本当に身を引き締めて学び続けたいと思います。一部を皆様にもおすそわけしたく思います。

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最近、し(4)ないキャンペーン中です。

1. 他の医師と競争しない。
2. 頑張り過ぎない。
3. 諦めない。
4. 調子に乗らない。

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また、昨日と本日は引き続き、麻生飯塚病院の清田雅智先生のレクチャー、ケースディスカッション、並びに実際の患者さんを皆で診察し実践的な指導方法を私も学ばさせて頂きました。

私は日本の色々なジェネラリストの尊敬する先生達と交流もありますが、やはり文献ソムリエと名高い清田先生の文献に根付き、医学の歴史やストーリーまで引っ張ってお話下さる方はそうそう居らず、私では到底真似出来ず、いつかこのような美しい(Artの領域ですね!)臨床教育が出来るように弟子入りしました。また色々と教えて指導を受けつづけていくつもりです。

何よりも、島根大学の研修医の先生達にとっても最高の教科書になったと思います。

若い人たちがこうなりたいなぁ~と思わせる力と人格を揃えたカッコよさが指導医にとって大事かと思う毎日です。

次は、2月4日、5日にまた清田先生カンファレンスを行います!

 清田先生 レクチャー並びに外来のアンケート結果がほぼPerfectなのでここに載せてしまいます。

<講義について自由に感想、提案を聞かせてください>

・いつもとても勉強になり感謝しています。清田先生の“物語り”がとても楽しめます!

・「絶対Ret数のボーダーが10万」というのを研修を始めて学んでから、ただ詳しく考えずに使っていましたが、今回Retの定義、RPIとRet数の違いについて学べて、とても勉強になりました。これからは、高齢者のFe欠乏をみたら、しっかり腫瘍の除外をしたいと思います。

・とてもためになりました。自分が研修医になって働き始めた頃のことを考えながら聞くことができました。講演を聞いて、もっと勉強しなければいけないなとモチベーションが上がりました。ありがとうございました。

・今まで考えたことのない側面で1つの症候を見ることができてとても興味を持つことができた。

・貧血時にどのような検査をすべきかとても勉強になった。特に普段見ていなかったRDWは今後Checkしていこうと思った。

・非常に有意義なレクチャーでした。

・毎回大変勉強になります。

・RIの考え、再度復習したいと思います。

・大変興味深かったです。貧血についての理解、検査のポイントなどよく分かりました。 

<症例検討について自由に感想、提案を聞かせてください>

・「比較的徐脈」のレクチャーがとても素敵でした。

・粟屋Dr.のケースはとても興味深かったです。

・現病歴をしっかりとる事の重要性を感じました。

・粟屋先生と清田先生との対決をみながら鑑別を考えるスタンスがとても楽しく勉強になりました。

・推測しようとして頭が疲れるぐらいの分量で、とても勉強になりました。

・anemiaと整合性があるとさらに理解が深まるかなと感じました。ただし今回の症例については、大変勉強になりました。

<セミナーへの希望、提案を何でも書いて下さい>

・今回初めて参加しましたが、とても勉強になりました。次回も是非参加したいと思います。

・今後もぜひ清田Dr.のセミナーを続けてください。

・開催数を増やしてください。