温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

オビカレハ(帯枯葉蛾) 卵から成虫へ!

2022年05月21日 | 昆虫
① 昨日の夕方、花桃の金属製の杭に淡黄色の2つの塊と蛾を見つけました。

② 「ひょっとすると!」と期待し、近づいてみると「オビカレハ(帯枯葉蛾)」の成虫です。

③ 正面から見ると、名前の由来となった翅の「帯」が良く見えます。
 この帯が茶褐色なので、オビカレハ(帯枯葉蛾)のメスです。

④ 真上から見てみると、淡黄色の上端に穴が開いています。
 どうやら、繭の中にいた蛹が羽化し、出て来たようです。

⑤ 成虫を初めて写すことができたので、オビカレハ(帯枯葉蛾)の卵からの変態を紹介します。
まず、成虫はリング状に卵を枝(梅、桜、花桃など)に産み付けます。
卵のまま越冬します。

⑥ 春に幼虫が大発生をし、集団で過ごします。
この幼虫を除去するのに苦労します。

⑦ 分散した幼虫は、繭の中で蛹になります。
蛹は羽化し成虫になります。
来春の事を考え、繭と成虫を簡易バーナーで焼殺しました。


温泉ドラえもんのブログ

蝶蜻蛉

温泉ドラえもんのブログ

チョウトンボ