Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』

2017年08月06日 16時26分43秒 | 映画


こ、これが、、、
『ジョジョ』の“実写版”だとッッッ?!
だいぶ不安感を抱えて行ったけど、
思ったよりはよかった気も(笑)

しかし、、、原作はとてつもなく絵と世界観が独特なので、
普通に日本人の顔してやりとりが進んでいくのには違和感がある(笑)

「ゴゴゴゴゴゴ」感や「ドドドドドド」感もなく、
原作の第4部らしい、
ちょっとサスペンスチックな雰囲気もほとんど感じられなかったけど、
一番不安だったスタンドは、
着ぐるみ感というか特撮感というかゲーム感はあるものの、
「オラオラオラオラ」も「ドララララ」も
スピード感あってひとまず安心、、、かな(笑)

配役も顔だけ見れば割と合ってるなって思ったけど、
やっぱりジョースター家の“ガタイ”はだいぶ足りないなと。
ハリウッドのアクション映画だとみんな筋肉つけるのに、
日本だと他のドラマとかもあるから難しいのかね(笑)
あの原作にある“重厚感”は一切感じられなかったし、
伊勢谷友介は普段めっちゃかっこよくて好きだけど、
空条承太郎には遠かった(笑)
まだ四乃森蒼紫の方が近い(笑)

やっぱり日本は実写よりアニメの方がいいなと思った(笑)

『カーズ/クロスロード』

2017年08月06日 16時21分50秒 | 映画


おおおおお、めっちゃよかった!
『ここさけ』や『キミスイ』より全然泣けるよ!

『1』で期待の新人レーサーとして登場したライトニング・マックィーンだけど、
時は流れ、いまやベテラン勢。
新たに新人として入ってきたジャクソン・ストームに完敗し、
自分のキャリアについて考えることになる。
でも「今までと同じやり方ではダメだ」と奮い立ち、
新しい手法を交えて訓練を積むのだけど、
トレーナーとしてついてくれたクルーズ・ラミレスが
元々レーサーを目指していたことを知り、
彼女にチャンスを譲るというもの。

このシリーズは主人公のマックィーンの変化が
とても際立っているのが観ていて面白い。
『1』では実力があるがゆえの傲慢な生意気クソ野郎だったけど、
ひょんなことから訪れたラジエーター・スプリングス
というド田舎での生活を通して、
思いやりを身につける。

『2』はだいぶ方向性違うから微妙だったけど、
今回の『クロスロード』では、結果が出ないとわかった後、
新しい手法を試みる柔軟性と行動力は教訓になるし、
何よりも自分のために走り続けていたマックィーンが
次世代にチャンスを譲るシーンは、
彼のこれまでの行動から大きく変化するポイントで感動した。

もちろん、彼はレースを引退するわけではなく、
クルーチーフとして参加する意向なので、
“役割”が変わったという形にはなるのだけど、
マックィーンの思想の根底には『1』で彼に手ほどきをした
ハドソン・ホーネットへの尊敬の念があり、
指導者としての立場を選んだのも、
かつて自分がハドソンの世話になって
変われた経験からきているのかなと思った。

ディズニーは、モチーフは子供向けなのに、
メッセージが大人にも響く、
いやむしろ大人の方がズドンと来るところが大好きである。

しかし原題は『3』だから、
邦題もそのままでいいのではと思ったり(笑)