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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』

2017年08月12日 23時18分44秒 | 映画


これは面白い!というかすごい!
マクドナルドが全国チェーンとなった立役者、レイ・クロックの話。
てか、マイケル・キートン!
昨日、スパイダーマンにボコボコにされてた!(笑)

「野心こそ人生の醍醐味」と謳い、
リスクを顧みず、次々と事業拡大して行くゴリゴリな姿勢は圧巻。
しかし、そもそも彼は創業者ですらない。
マクドナルドはマクドナルド兄弟が、
「スピード・サービス・システム」を作り出し、
徹底的な効率化を求めた結果、安くてうまいハンバーガーが生まれた。
(当時、それを作ったのもすごいのだが)
そのシステムに惚れ込んだレイ・クロックが
さらなるフランチャイズ化を推し進めた。

マクドナルド兄弟は「自分たちのやれる範囲」でよかったため、
事業拡大にはあまり乗り気ではなく、
とにかく進歩を拒むスタンスなんだけど、
その間にもレイ・クロックの力が強大化し、
最終的には経営権が移譲される結果となった。

なんか創業者が後から来た人に追い出されたようにも見えるから、
現状維持を望んだ側(別にそれが悪いということではなく)と、
野心を持って行動した側との対比も興味深い。
大事なのは“根気”とのこです。
(昨日、キャプテン・アメリカは「大事なのは忍耐」と言ってたけどw)

こんなのは伝記とか読めばわかることだと思うけど、
映像でストーリー仕立てで観た方がやっぱり面白い。
そして、マクドナルドという誰でも知っているお店だからこそ、
イメージもしやすいと思う。

日本だと上映しているところが少ないのだけど、
もっと上映館増やしてもいいんじゃないかな。
マックなら日本でもみんなわかるし。
謎の漫画の実写映画よりよっぽど面白いよ(笑)

しかし、レイ・クロックがあそこまで野心を持てるのは、
お金が欲しかったからなのか、
それとも事業拡大に伴い、自分の帝国を作りたかったからなのか、
根底の動機は何なんだろう。

ちなみに、今日のランチはもちろんマクドナルドです(笑)
マックのいい宣伝(笑)