Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

破天荒すぎる教師モノ『俺のスカート、どこ行った?』:第1話

2019年04月20日 23時28分16秒 | ドラマ


『3年A組』とはまた違った破天荒な教師モノ。

主人公の古田新太はゲイで女装家で夜の世界からいきなり教師になり、
生徒と先生というより、人と人としての関わり方を重視するキャラ。
第1話からかなりぶちかましてた。

さらに、仮面ライダーW(桐山漣)とルパンレッド(伊藤あさひ)が出て、
乃木坂46(白石麻衣)が「ポコチン」「デカチン」と叫ぶ、
見る人が見ればいろいろてんこ盛りな出演陣(笑)

怪しさしかない古田新太の独特の切り口で、
今後少しずつ生徒からの信頼を得ていくのだろう。
ただ、彼の見た目やキャラは特異だけど、
中身はこれまでの熱血教師モノとそう変わるわけではないので、
メッチャ面白いかと言われれば、
今日の時点ではそうは感じなかったなあ。

具体的にどうとかは言いづらいのだけど、
ノリとかセリフとか、
これまで見てきたドラマとなんか違うなと思ったので調べたら、
脚本の人が25歳とかなり若い。
最近の連ドラの脚本は同じ人が書いていることが多い中で、
新しい風がきた感じはする。

あの主犯格グループをどう落とすかが来週以降の見どころかな!

王騎が想像以上に王騎だった『キングダム』

2019年04月20日 23時24分35秒 | 映画


2019年公開映画56本中21位。

思ったより面白かった。
よくここまで実写にできたなと!

俺は原作も読んでるけど、
個人的にはメチャクチャハマる!ってほどではない。
もともと歴史モノには興味がない上に、
出てくる人も多いし、
名前も似たようなのが多くてわかりづらいので、、、(笑)

友達では自ら事業やってる人が好んでそうな印象。
知力と体力を駆使して軍を動かすのが、
組織マネジメントに通ずるところがあるのだろうかと
勝手に思っているのだけど、
今回の映画は、話としては原作でいう5巻までで、
成蟜から王宮を取り戻すところまで。

なので、その軍を動かすところを『キングダム』の魅力のひとつだとしたら、
今回はそういうのはほとんどない。

むしろ、完全にアクション映画です。
みんなでわちゃわちゃしてる。
バトルは派手ですごくかっこいいのだけど、
戦い方が剣をシュパパって素早く動かしたり、
無駄に滞空時間が長かったりするので、
そこだけまんま中国映画のよう。
まさに『グリーン・デスティニー』みたいな。

ただ、全体的に綺麗すぎたかな。
どうせなら原作のようにもっと血をいっぱい出して、
グチャミソして欲しかった。
そっちの方がリアリティあって、
より戦争の惨さも伝わってきた気がするし、
個人的には原作の『キングダム』も、
そういうところが好きだったりするので。

配役はどのキャラもよくて、みんな原作に近いなと感じた。
いや、役者が原作キャラに合わせにいった感じかな。
特に大沢たかおの王騎がよかった。
パッと見だけだとイメージわかないけど、
あのしゃべり方や声のトーンは、
きちんとキャラのイメージに合ってた。

彼は王騎をやるためにトレーニングで体重を15kgも増やしたそうな。
鎧着てたからそんな筋肉ついてる感じもしなかったけど。
まあ、他のキャラクター含めて、
ハリウッドのスーパーヒーロー映画に慣れてしまうと、
だいぶ華奢だなと感じちゃうけど(笑)

続編があったら見たい。
ハリウッドなら3部作とかにしそうだけど、日本だと難しいかな。
今後、ものすごくキャラクター増えるけど、
どれもクセが強いから、演じ切れる役者がそこまでいなそう(笑)

テーマ曲と自転車が飛ぶだけで涙が出る『E.T.』

2019年04月20日 23時21分47秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1982年のアメリカ映画『E.T.』

小さい頃から大好きで、
ずっと映画館で見たいと思っていたので感無量です。
もう名作すぎるわ。。。
今年トップ3に入るぐらい泣いた。

監督のスティーヴン・スピルバーグも
脚本のメリッサ・マシスンもまだ30代、
プロデューサーのキャスリーン・ケネディは20代で、
若手でこんな名作残せるなんて圧巻。

主人公エリオットと地球に取り残された宇宙人E.T.の触れ合いは
今見ても微笑ましくて感動。
あの最高すぎるテーマ曲と共に、
自転車で空飛ぶシーンは、
歴史に残る名シーンで、そこだけで涙出る。。。

そして、あの末っ子の女の子、
俺が高校生ぐらいになって初めて知ったけど、
その後『チャーリーズ・エンジェル』や
『50回目のファースト・キス』に出てる
ドリュー・バリモアなんだよね。
若い、、、というか幼い(笑)

やっぱり「少年✖️◯◯」というフレームは鉄板。
それは少年というものが、
純粋さや素直さに満ち溢れていて、
好奇心の塊であり、
未知のものも受け入れやすい存在としての象徴だと、
多くの人が感じているから、
そこに共感や感動が生まれやすいのだと思う。

その認識も、性や生き方が多様化している今では
一概に「少年とはこうである」とは言えなくなるかもしれないけど、
それでもけっこう不変の真理な気もしてる。

これ続編あっても個人的にはアリかもなあ。
成長したエリオットとE.T.の再会(笑)

あと、Wikipediaで見た俺が好きなトリビアを2つほど(笑)

この映画の影響で、ハロウィンと宅配ピザが日本で定着していったらしい。
今みんながハロウィンでワイキャイしてるのも、
ピザパがあるのも『E.T.』のおかげかも(笑)

主人公エリオットがE.T.を誘い出すために森にまいたチョコレートは、
ハーシー社のもので、本作のおかげで大ヒット。
もともとはM&M's社のチョコレートを使う予定だったそうだけど、
製造会社に断られて使えず、その責任者は解雇されたとか(笑)

家族と友情を描いた「ジャンプ」を彷彿とさせる『シャザム!』

2019年04月20日 00時51分32秒 | 映画


2019年公開映画55本中2位!

DCエクステンデッド・ユニバース第7作目。
おいおい、最高だろ、これ!
メチャクチャ面白いわ!
こんなにも家族と友情をテーマにした実写ヒーロー映画、
ありそうでなかった!

親に捨てられた主人公が里子の集まる家に身を寄せつつ、
ある日突如としてスーパーパワーを身につけ、敵と戦う話なんだけど、
その敵も家族に信じてもらえない幼少期があって悪い心を持ってしまったから、
正義と悪に分かれつつもルーツが似ているというのが印象的。

でも一番よかったのは主人公が子供というところ。
これまでのヒーロー映画はおっさんばっかだったから、
一気に年齢が下がって新鮮。
なんか「週刊少年ジャンプ」を読んでいるような感覚もあって、
すごくワクワクできる。

主人公は14歳ってことで、日本でいうとちょうど中2。
まさにド中2映画なんだけど、
自分の中にある小中時代の魂が呼び覚まされる感じがしたんだよなあ。

男の子なら割と妄想するであろう
「ある日いきなりスーパーパワーを手に入れたら」
という状況が見事に現実に再現されてて素晴らしすぎるし、
あの映像クオリティがあってこそだと思う。
(逆に言えば、ジャンプも実写化するならあれぐらいじゃないと、
 各マンガの世界観を忠実に再現できないかもw)

それでいて、家族や友情についても触れているから、
ファミリー映画としても楽しめる気がする。

終盤のバトルがすっごい興奮する展開なんだよね!!
ああいうの、ちょー好き。
興奮しすぎて涙出そうになった(笑)

エンドクレジット後のおまけムービーは、
マーベル同様、次を予感させる内容で、
とても楽しみです。

ちなみに、シャザムを演じたザッカリー・リーヴァイは、
髪型と髪色が違うからわからなかったけど、
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、
『マイティ・ソー バトルロイヤル』で
ファンドラル(ソーの4人の仲間のひとり)を演じてます。
まさかのマーベルとDCの掛け持ち(笑)

まあ、ベン・アフレックも
『デアデビル』やってから『バットマン』やってるし、
マイケル・キートンも昔『バットマン』やってから、
『スパイダーマン:ホームカミング』でヴァルチャーやってるし、
ライアン・レイノルズも『グリーン・ランタン』やって、
『デッドプール』やってるから、
マーベルとDCの両方出てる人は割といるけど、
ユニバース化してから両方に出てるのは稀かも?