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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

戦う中年がかっこよすぎた『緊急取調室』

2021年09月16日 22時37分13秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:4/7
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
刑事ドラマ
取調

【あらすじ】
北海道警察へ出張することになった
「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の取調官・真壁有希子(天海祐希)。
そこで偶然ハイジャックの現場に居合わせたことで、
事態は急展開。

実行犯は大國塔子(桃井かおり)。
50年前に国会議事堂前で“7分間の演説”を行った活動家で、
「黒い女神」と呼ばれたカリスマだった。

彼女は、同じ便に乗っている
国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平)を呼ぶよう要求。
ところが、宮越の代わりに塔子のもとへやって来たのは
第一秘書の東修ニ(今井朋彦)。
しかも、揉み合いになった挙げ句、
彼は命を落としてしまう。

同じく現場に居合わせた警乗警察官・山上善春(工藤阿須加)の援護もあり、
事件は解決したかに見えた。
しかし、不審な点も多く、
警察上層部で何やら怪しい動きもある。

チームの力を結集して事件の真相を暴こうとした矢先、
衝撃の事実が告げられる。
それは、キントリが100日後に解散するということだった……。

そんな状況にも関わらず、
以降も全力で事件解決に挑むキントリのメンバーたち。
彼女たちの行く末はどうなるのか。

【感想】
ドラマの主人公たちは自分よりも年上の方が憧れを持ちやすいなって思う。
その点で、このドラマはとてもハマりやすい内容だ。

やってることは普通の刑事モノとそう変わらない。
でも、メインのキャラクターは
40代~60代のいわゆる中年と呼ばれる人たち。
そんな彼女らが自分の信念と正義のために、
時に感情をむき出しにして捜査に当たる姿は本当にかっこいい。

第1話からハイジャックという非日常な展開で見ごたえあった。
その後も、占い師やロボットなど、
一癖も二癖もあるエピソードを出してくるのが、
このドラマの面白いところ。
もちろん、結局何をやるにしても犯人は「人間」なので、
蓋を開ければオーソドックスな展開ではある。
でも、その導入部分として癖のある設定を入れるのはつかみOK。

最終回は第1話の流れを引き継ぎ、
ようやく黒幕との決着をつけることができて一安心。
ただ、かなり駆け足な展開だったなとは思う。
羽屋田弁護士(大塚寧々)の手の平の返しようが早すぎ(笑)

あと、このドラマの推したいところは、
キャストの方たちの演技力の高さ。
冷静であることが大切な刑事において、
けっこう感情を露わにしてて。
そこがまた見せてくるんだよ。
特に真壁有希子なんて、
取調の最中に自分で涙を流すほど。
そのガチさが心を打つ。。。

仕事に限らないけど、
やっぱりいくつになってもこうやって
全力で事に当たる姿はいいなー。

https://www.tv-asahi.co.jp/kintori/


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