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飛ぶ鳥を落とす勢いのベンチャー企業が急遽倒産の危機に陥る波瀾万丈な『SUPER RICH』(第1話)

2021年10月15日 00時15分56秒 | ドラマ


【個人的な評価】
2021年秋ドラマで面白かった順位(第1話時点):3/6
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ヒューマンドラマ
ベンチャー
会社経営
経営者

【あらすじ】
裕福な家庭に生まれた氷河衛(江口のりこ)は幼い頃に両親を亡くした。
しかし、潤沢な遺産もあったため、
大学時代に知り合った一ノ瀬亮(戸次重幸)と
電子書籍販売をメインとするベンチャー企業
『スリースターブックス』を立ち上げて成功。
女性起業家に贈られる“プラチナ・ウーマン・オブ・ザ・イヤー”の
大賞を受賞するまでになっていた。

そんなある日、
衛は亮からアプリ会社へ出資する提案を持ちかけられる。
早速会議にかけるが、
亮のやり方に懐疑的な今吉零子(中村ゆり)、
宮村空(町田啓太)たち社員の反応は鈍い。

その日は『スリースターブックス』のインターン採用試験日。
田中リリカ(志田未来)、豪徳尊(板垣瑞生)たち学生が、
それぞれの思いで試験場に集まっている。
その頃、春野優(赤楚衛二)も試験を受けるために向かっていたが…。

仕事を終えた衛は、
大手IT企業『MEDIA』取締役の島谷聡美(松嶋菜々子)と食事。
かつて新卒で『MEDIA』に入社した衛にとって、
聡美は仕事を教え、
育ててくれた憧れの先輩だ。
今も衛を気にかける聡美は『スリースターブックス』の現状を尋ねる。

なんとかやっていると答える衛に、
聡美は経営者の決断は情に流されてはいけないと釘を刺し…。

【感想】
テンポのよさと波瀾万丈さに引き込まれるドラマだった!
日曜日のあの2つのドラマを除けば、今のところ一番面白い!

主人公の設定が前クールの『推しの王子様』と似ているけど(笑)
『推しの王子様』はゲームのベンチャー企業の女社長。
今回は電子書籍のベンチャー企業の女社長。
ただ、『推しの王子様』は中途半端なラブコメ感出してたけど、
今回はもっとビジネスやヒューマンドラマ寄りな印象。

勢いに乗っていたスリースターブックスだけど、
共同経営者の亮が出資したアプリ会社が、
いわゆる“反社”と関係があることが発覚。
取引先が次々に手を切る中、
不祥事があった場合、
投資家たちに違約金として
8億円以上を支払わなければならないというピンチに。
もはや倒産レベル。
華々しいポジションから一転、
金策に走るという急転直下な展開はなかなかにスリリング。

第1話から最大の危機に見舞われるわけだけど、
会社の存続と並行してもうひとつエピソードが。
それが、春野優の存在。
インターシップの試験に遅刻してしまい、
スリースターブックスとは縁がない。
しかし、「何とか働かせてください」と毎日通う彼は、
家が貧しいという設定。
生まれながらにして金持ちだった衛とは正反対なわけだ。
うん、パワーバランス的に女性の方が強いというのも、
『推しの王子様』に近しいものが(笑)

それはさておき、最後の屋台ラーメン食べながら、
その2人がお金と人生について語るシーンはよかった。
お金持ちが故に「36歳にして初めてお金で悩むなんて」と嘆く衛に、
「いいじゃないですか、36で気づいたって。気づけたんだから」
と諭す優のやり取りが印象的だ。
生まれも資産も正反対の2人が、
これからどうやってお金を稼いで、
それを何に使って行くのかが楽しみ。

あと個人的には、
スリースターブックスに社内承認システムがあったり、
電子書籍販売の会社として、
新しい漫画作品を自分たちで作り出そうとしている部署があったりするのも、
実際の会社としてのリアルさがあってよかったなと。
その部署は赤字続きなんだけどね、
当たるまで続けようとしているところが素晴らしい(笑)

それにしても、暴力団の事務所から逃げたときは外はまだ明るかったのに、
CM明けで夜になってもまだ走ってたから、
どんだけスタミナあるんだよって思った(笑)

SUPER RICH - フジテレビ

SUPER RICH - オフィシャルサイト 2021年10月スタート 毎週木曜よる10時放送 主演:江口のりこ

フジテレビ

 


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