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二階堂ふみの役どころが魅力的だった『ストロベリーナイト・サーガ』

2019年06月21日 00時44分54秒 | ドラマ
公式サイト

始終暗い内容だった。
90年代の野島伸司作品と比べたら、
そこまででもないけど、
少なくとも今期の中では、
設定が暗く、血もいっぱい出るしで、
なかなかダークなドラマでした。

主人公の二階堂ふみの持つ雰囲気がよかったな。
一見とっつきにくそうだけど、
実は情に熱い一面もあるというギャップのよさ。

でも、実は壮絶な過去があるんだよね。
17歳のときに見知らぬ男に強姦され、
身も心もズタボロになったときに
支えてくれた女性刑事に憧れて、
自分も刑事となるという背景。

そんな過去があるからか、
常に自分へのやるせなさを抱えていて、
心が消え去ってしまったような、
自らの居場所すらないと感じている複雑な心情を抱えているのだけど、
二階堂ふみがその雰囲気をうまく演じきれていたように思う。

そして、刑事の仕事を通じて、
自分の居場所ができて、
仲間の大切さを知り、
部下のために一生懸命になれる強さを持ち、
過去の事件で失ったものを、
再び取り戻しつつあるという流れはうまくできているな。

それらの想いが最終回にして、
ようやく本人の口から聞けたよ。

江口洋介なかなりグレーな刑事で、
『ひとつ屋根の下』で
“あんちゃん”やってた時と違いすぎてびっくり
(いつのときと比べてんだよって話だけどw)。

あと、亀梨和也が思ったより目立ってなかったな(笑)


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