2019年公開映画52本中29位。
ある日、アメリカ・ロシア双方の潜水艦が消息を断つ。
捜索に向かったジェラルド・バトラーがロシア側の生存者を救出しつつ、
地上では特殊部隊の密偵により、ロシアの陰謀を知り、
最悪の事態を回避するために両国でドンパチする映画です。
まあ、いわゆる軍モノ。
日本のドラマでいうと刑事や医者と同じぐらい、
洋画ではポピュラーな専門職系のジャンルだと思うけど、
今回はそれが潜水艦に特化している。
アメリカの潜水艦がセンサーオンパレードなロシアの海域を
ゆっくり進むシーンがすごくドキドキなんですわ。
音響センサーの精度高すぎない?って。
潜水艦の中にいる人たち、
まったく身動きしてなかったから。
あんな分厚い鉄の塊の中でさえ、
生活音がひっかかるぐらいの高性能ってやばくないか。
アメリカとロシアは何かとこういう映画で対立するけど、
今回は歩み寄りもありつつ、
それでもやっぱりアメリカ産の映画だからか、
だいぶアメリカが上から目線(笑)
軍モノは映像が圧巻なのと、
とにかくドンパチしまくって常に誰が死ぬという極限状態にあるから、
パターンは同じでもいつもそれなりに楽しめる。
なお、これがミカエル・ニクヴィスト
(『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の人ね)
の遺作だそうな。