BAAL / State of Agression


メキシコ発 メロディックデスメタル、BAAL
2003年のアルバム、「State of Agression」。
American Line prod より。

メキシコ というと、やはり一番に思いつくバンドは メロディックデスメタルの Buried Dreams ではなく、Sick Gore/Death Grind の Disgorge だったりするので、個人的な見解なのですが、メキシコのメロディックデスやブラックは B級臭漂うというか垢抜けないというか....。そのような印象を持っています。。

妙にドタバタとした荒々しさがあるのですが、正統派なメロディックデスメタルサウンドがなかなかにかっこ良い BAAL。随所で思わず おぉっ! という、聴き惹き込まれるメロディーが炸裂し、思わずチビッてしまいそうになるのです。というか、実際に 3曲目のギターのメロディアスなフレーズに少しチビッてしまいました。。
このアルバムの 3曲目 "The Shining" の 2分11秒からリフレインされるギターのメロディーが、ジャーマンメタルのような雰囲気を撒き散らすメロディアスさで、これはキタっす。続く4曲の印象的なメロディーも良いです。。
10曲目にシークレットで収録されている Judas Priest"Breaking The Law" を聴いていてぜんぜん違和感を感じないのは、BAAL のサウンドが正統派HMな要素も持っているからだと思うのです。

また一つ、お気に入りのバンド、アルバムが増えました。。
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