Difer Nom Basta / Bloangen


昨日に続き、American Line prod の メキシコものを。

メキシコ発、Sergio Alvarez 氏 による、ワンマン ブルタルデス/グラインド、
Difer Nom Basta
2003年の 1stフルレングス、「Bloangen」。
ドラムがマシーン以外は、全ての楽器、Voを一人でこなしておられます。
またこの Sergio Alvarez 氏 は、同じくメキシコのデスメタルバンド、
Ravager のベースも担当されてます。

Difer Nom Basta の サウンドは、ブルータルデス とだけの一言では片付けられないくらいに、色んな要素が入っていると聴いていて感じております。
確かにサウンドはブルータルなのですが、あまりドロドロとした印象は感じないのです。多分そう感じるのは、Voパートがデスヴォイスではなく、中、高音域で振り絞るように叫び歌われる絶叫ヴォイスだからなのです。また、楽曲には冷たいメロディーも取り入れられていて、ブラックメタルとまではいかないですが、それに近い雰囲気もあります。
元々、ハードコアなどもプレイされていたみたいなので、だからかもしれませんが カオティックハードコア な要素も感じ取れるのです。
Relapse からリリースされていても、何ら違和感のないサウンドです。
個人的には カオティック に叫び歌うVoが、かっこ良くて好きですなぁ。。
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