Filth of Mankind / the final chapter


ポーランド発、Dark Metallic Crust、Filth of Mankind
2001年リリースの1stアルバム。

アルバムジャケットの雰囲気からして、暗黒臭がぷんぷんと漂ってくる様に、サウンドは明るいという要素など一切なく、ブラッキッシュな邪悪さをも兼ね備えた、ダーク メタリック クラスト。曲によっては Key が楽曲を覆う様に取り入れられていて、これがなんとも聴く者の気持ちを不安に陥れるかの如きな響きなのです。そして、更に楽曲の暗黒、邪悪度数を上げているのが、ロウで野太く叫び歌うヴォーカルワーク。メタリックでジャキジャキな質感のギターサウンド、メロウで悲壮感漂いながらも、緩急にシフトチェンジしながら荒々しく突き進む楽曲。
CDの再生ボタンを押すと、部屋の空気が一変するのです。
本作は日本のレーベルからリリースされていて、歌詞に訳がついているのですが、訳された歌詞を読むと思わず気持ちが引き締まり、現実を見つめ自問自答してしまいます。HPにて試聴出来ると思いますので、ぜひぜひチェックしてみてください。
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