Metal.Hardcore & more
whispering gloom
Jeniva / 想浮、明くる緋ノ月

ジャパニーズ メロディックメタル/ロック、Jeniva 。
2006年 3月リリースの 4曲入りシングル音源。
バンドは 2006年の 10月に解散済み。。。
北欧メタル・ゴシック・様式美やクラシックの要素を取り入れた完成度の高い楽曲と、
せつないメロディ・哀しみを表現した独特な詩の世界観は、
観るもの・聴くもの・全てのものを包み込みます。
いわゆるヴィジュアル系のバンドなのですが、上記の様なバンド紹介がされていて、まさにその言葉どおりの切なく、メランコリーで悲愴感が漂い、メロディアスでドラマティカルで、そして、ひたすらに耽美なメタル、ロックサウンドなのです。。
1曲目のイントロに続き始る 2曲目は、出だしからドラマティカルでメロディアスで、目の前が広がる様な展開のサウンドで、思わず仰け反りました。。Key が前面に取り入れられ、美しい静の展開も組み込まれたメロディアスでドラマティカルで、且つスタスタと程好く疾走する楽曲は、もう正にメロディック/クサメタルなサウンドです。Key/ピアノの音色がひたすらに美しく印象的で、琴線をビシビシと突いてきます。。
3曲目 "暗庭の使徒" は、個人的永遠の名曲となりました。。。
Key が奏でる優しいメロディーでゆったりと始まり、45秒からは絶叫とクラシカルなKyeで一気に疾走へと雪崩れ込むという、あまりにも劇的過ぎる曲展開でチビります。。サビにいくまでのメロディーも実に良いのですが、サビの切な過ぎる哀愁のメロディーは、毎回聴いていても涙がでるくらいに素晴らしいです。しかも、疾走。。もう堪りませんです。。日本人らしいというと語弊があるかもしれませんが、この叙情的でクサいまでのメロディーは、メロディック好きの方には文句なしだと思います。Moi Dix Mois がお好きな方も、悶絶間違いないメロディック/クサメタルナンバーです。
4曲目はピアノの音色が美しくも切な過ぎるバラードナンバー。。。
ヴォーカルさん力強くも感情を込めた歌い方で、少し個性的ではありますが、
実に良いヴォーカルワークだと思います。
それにしても、解散とは実に惜しいです。。
この耽美でメロディアスなサウンドは、多くの方を魅了すると思うのに。。。
ヴォーカルさんとドラムの方は、新しく 摩天楼オペラ にて活動をされてます。
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