ずいぶん日が落ちるのが早くなった。
鳴く虫の声が秋が来たことを教えてくれる
秋鳴く虫の代表コオロギのなかまを紹介する
ミツカドコオロギ(コオロギ科)
体長はおよそ20mm。荒れた草地や畑の周辺で見られます。頭部が三か所尖っており、「みつかど」という名前がつきました。「リッ・リッ(キッ・キッ)」と強く鋭い鳴き方をします。
シバスズ(コオロギ科)
体長は5~8mmです。年に二度成虫が見られます。「ジー・ジー・ジ・ジー」と不規則に鳴きます。芝などの短いイネ科植物のある場所や畑の周辺や放置された畑などで見られます
オカメコオロギ(コオロギ科)
顔が扁平でその模様が「おかめ」にたとえられます。河川敷では、ハラオカメコオロギが、林床にはモリオカメコオロギが生息します。体長はおよそ15mmです。
エンマコオロギ(コオロギ科)
8月から11月に畑や草原で普通に見られる大型のコオロギです。夜に「コロコロコロ・リーリー」と鳴きます。美しくもさびしえな鳴き声は、コオロギの声の代表です。
コオロギの耳はどこにある
コオロギは頭部にあるのは触角と、尾端にある尾毛で周囲の状況を感知することが出来ます。
この2つの感覚器だけではなく前肢には耳があります。
これで物音や他の個体の鳴き声を聞きとります。
キリギリスも、コオロギと同じように前足の曲がった下に、耳があります。