「生きてる由良川」が完成したので、どのような場所なのか紹介のエコツアー
2009年11月15日(日) ミニバスツアー『由良川・大江山』
今回は「野生生物を調査研究する会先の生方が調査した由良川と大江山を実際に歩くことになった。午前7時JR宝塚駅前集合。20名を乗たマイクロバスは一路大江山へ。福知山地方では雲海の中を通る。この地の雲海は有名でこれを見に来るツアーもあるほど。 今日訪れる大江町は平成18年福知山市と合併、大江山・由良川などの豊かな自然に恵まれ。酒呑童子伝説を生かして「鬼の里」をアピールしている。
左の写真は由良川の自然堤防。右は新しく作られた堤防。下流は農地が多く、新しい堤防を作ることで農地が失われるのでいまだ自然堤防のままのところが多いという。
元伊勢内宮に到着。「元伊勢」という名称を持つものは全国に20数ヵ所ある。三重県伊勢市の伊勢神宮が現在地へ遷る以前に祭られたという伝承を持つ神社・場所をいい、ここは2度目に遷座してできた「吉佐宮(よさのみや)に当たるといわれている。
岩戸山。きれいなピラミッド型をした山。標高が380mと低いにもかかわらず、暖温帯から怜温帯への移行帯に属する極めて豊富な植物相を持ち、群落組成上特に優れた状態を保持した極相林となっている。山全体がご神体となっている。
二瀬川渓流。大小さまざまな奇岩がいたるところに積み重なる美しい渓谷。酒呑童子にまつわる伝説から命名された名前が付けられている岩がたくさんある。
二瀬川渓流。大小さまざまな奇岩がいたるところに積み重なる美しい渓谷。酒呑童子にまつわる伝説から命名された名前が付けられている岩がたくさんある。
右は天岩戸神社。ここまで急な階段を下りる。御社は神々が座して天下ったという巨大な御坐石の上にあり、上がるには鎖を持ちながら急な坂を登らなければいけない。
日本の鬼の交流博物館に到着。ここは1993年4月に開館した。。今日は入館料が無料になっていてラッキー!外では高さ5m物巨大な鬼瓦がお出迎え
江戸時代の錦絵展が開かれていた。源の頼光と四天王の鬼退治の絵が多数展示されていた。
日本の鬼の交流博物館に到着。ここは1993年4月に開館した。。今日は入館料が無料になっていてラッキー!外では高さ5m物巨大な鬼瓦がお出迎え
江戸時代の錦絵展が開かれていた。源の頼光と四天王の鬼退治の絵が多数展示されていた。
館内は鬼のお面や版画、屏風など鬼にまつわるものが多数展示されている。飛鳥時代から現代までの鬼瓦(実物・複製)の展示もある。また町の中にはあちこちにさりげなく鬼(と言っても愛嬌のある)の像が建てられており、鬼を起爆剤に町おこしに取り組む様子が伺える。
昼食後、大江山への登山口となっている鬼嶽稲荷神社に向かう。車一台がやっと通れるくらいの細い道だが、そこからの景色はすばらしい。
ブナ・ミズナラの原生林を歩く。ほとんどの木は葉を落とし、秋の光が枝を通して落ちてきて明るく気持ちがよい。
大江山山頂(833m)に到着。と言っても8合目からの登山で、なだらかな上り坂で30分ほどで到着する。
子供をおんぶして犬をつれて登る人も見かけたほど。お天気に恵まれ、秋の澄んだ空気を満喫できたバスツアーだった。
大江山山頂(833m)に到着。と言っても8合目からの登山で、なだらかな上り坂で30分ほどで到着する。
子供をおんぶして犬をつれて登る人も見かけたほど。お天気に恵まれ、秋の澄んだ空気を満喫できたバスツアーだった。