野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

資料を読む「西神戸の自然歳時記―自然はおもしろい、不思議がいっぱい!」

2018-10-18 | 資料を読む

西神戸の自然歳時記―自然はおもしろい、不思議がいっぱい! 2012年 橋本敏明著 友月書房

ブログ「西神戸の自然歳時記」の二十四節気の話題や、神戸のラジオ局「FMわぃわぃ」に出演した番組の自然の話題から、
「自然はおもしろい 不思議がいっぱい!西神戸の自然歳時記」を2012年に自費出版されたもの。


はじめにより
「筆者は、子どものころ農山村で育ち、田畑や川原、森林が遊び場で、身近な自然から多くのことを学習してきました。楽しむための工夫や危険についても学び、命の尊さも実体験しました。この経験をもとに、自然教室のリーダーとして40年近く活動しています。
 2008年5月から2010年12月までは、神戸のラジオ局「F Mわいわい」で月1回、西神戸の自然や話題を紹介する「耳で聴く西神戸の自然歳時記」を担当しました。「のびたんの自然教室=西神戸の自然歳時記」と題したブログを立ち上げ、放送に関係する写真も掲載してきました。
 ラジオ番組終了後は、2011年2月4日の「立春」から、二十四節気ごとの自然や季節の話題をブログに掲戦し、2012年1月21pの「大寒」で一巡しました。
 また、「守れよ自然、青てよこども」をスローガンに、同じ思いの仲間たちと設立した「ひょうご自然教室(元兵庫県自然教室)」が、40周年を迎えます。教室の活動に理解と協力をいただいた多くの皆様に感謝しつつ、自然と生き物についてより理解を深めていただきたく、本書をまとめました。」

blogでもそうだが、簡単なクイズで自然歳時記をたのしむことができる。


これまでの活動がもうそうだかが、そのときそのときの自然をきりとり、西神戸の自然がわかる本である。

ちなみに この本の野鳥の写真は野生生物を調査研究する会の野鳥の写真を活用してもらっている。

 


2004年里山観察会とリーズづくり

2018-10-18 | 野生生物を調査研究する会歴史

最初は年に数回の里山での観察会を実施していました
ただ、里山の話だけではつまらないと、何かお土産と考えたのが
里山のヘリにあるつる植物をつかってのリースづくり
つるの伐採と利用と一石二鳥

2004年12月12日 里山観察会とリーズづくり

まずはリースの材料さがし。手ごろなツルを探します。下草の中を分け入ってイバラのトゲに引っかかった人もいました。いいものを作るためには、多少犠牲も必要。

巻きついたツルを二人がかりで採っています。木の枝にくるくる巻きついたものをはずすのは結構大変。でも形が変わっていて味のあるリースになります。

お次はもちろん腹ごしらえですよね。
鍋料理は作り方は大胆にして味は繊細。ただし、今日はせっかく持ってきた大根を入れ忘れました。ひと味足りないと思われた方、いらっしゃいましたか?

出来上がりました。中身は白菜、ねぎ、水菜、しいたけ、えのきたけ、鶏肉、豚肉、ちくわ、油揚げ、うどん、おもち・・・後は確認できませんでした。多少炭も入っていたかも。

配給の長い列、ではありません。お鍋が煮あがるのを待っている長蛇の列。一品抜けていても、どんなにおいしかったか分かりますよね。皆さん、3回おかわりをして鍋底までなめ尽くしていました。

さて、今日のメインテーマのリース作り。説明をまず聞きましょう。余分な枝を切り、一本のツルにして巻いていきます。赤っぽいのは今年伸びたツルだから使わない方が良いそうです。

その後、各自リース作り。離れて立っているのは縄張り争いではありません。このくらい離れていないと、隣の人をツルで鞭打ってしまうんです。

見事なリースの出来上がり。後は拾ってきた葉っぱや木の実や松ぼっくりを飾り付けて完成です。
(ナチュラリストクラブHPより)


ノビタキ

2018-10-18 | フィールドガイド--野鳥--

先日の猪名川の観察会で旅鳥が立ち寄る場所での撮影

ノビタキ
撮影 猪名川 
分類 スズメ目ツグミ科
区分 旅鳥(近畿の一部で繁殖)
全長 約13cm
鳴き声  「ヒュルヒヨーヒー」
生息地 農耕地・川原・草地など
 近畿では旅鳥として渡りの通過途中のものが見られ、秋に畑の杭やセイタカアワダチソウなどの草の上に止まっているのがよく見られます。
 杭などの先から飛び立って虫を空中で捕まえたり、地面に下りて虫などを捕まえたりします。近くに何羽も見られることがあります。