ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

メインワイヤーハーネス交換

2018年06月23日 20時01分00秒 | ヤマハ GX
最近はとても調子が良く、気持ち良く乗れていました(´∀`)
しかし、残念ながら今回は雨なのでガレージの中で調子の確認をします。

GX「キュルキュルキュルドルルルーン!ドッドッドッドッドドドッドッドッドド…ドッドッ」

今日は何故かアイドリングが少し不安定です。あんなに調子が良かったのに信じられません(T-T)
暫くアイドリングしてエンジンが暖まっても変化無しです。
ブレーキ関係のパーツが届く合間に電気系統を少し見直して行きます。
GXを手に入れてから初めて雨の日にエンジンを掛けましたが、湿度が高いからか劣化したメインハーネスのどこからか電気が逃げているのでしょうか。
電圧を調べようとアイドリングしている時にふと思い立ち、シグナルのフューズを外してみるとアイドリング回転数が微妙に上がりました。
再びフューズを元に戻すとアイドリング回転数が下がります。
特にライトを点けたりブレーキランプを点けたりしていないのですが、何か変です。





必要な電気がシグナルの回路のどこからか逃げて行ってるのでしょうか(・・;)
フューズも1ヶ所変な風に取り付けてありますし、これが原因なのでしょうか。何が何だか分かりません(T-T)
色々原因がありそうです。しかし私は電気関係も完全なるド素人です。原因を追求する知識も気力もありません。
ふと、先日仕入れておいたメインハーネスの事を思い出します。







こちらは3000キロ程しか走っていない車体から取り外したメインハーネスです。フューズBOXもきちんとしています。
面倒臭がりの超ド素人の私は、折角なので丸ごと交換する事にしました。
まず、フューエルタンクを下ろします。感電とショートの防止の為にバッテリーの配線をマイナス側から外し、プラスも外します。







外れました。次はバイクのお尻の方の配線からカプラー等を外して行きます。








外れました。とりあえず適当にぶら下げておき、新しいメインハーネスを同じ様にバイクのお尻の方からカプラー等を接続して車体に通して行きます。
折角なのでいつかはやりたいと思っていた、全てのカプラーやギボシの接続部分に接点復活剤を吹いて行きます。
コンタクトブレーカーやイグニッションコイルなどの配線も外しては新しいメインハーネスと接続して行きます。
やっとこさ、ヘッドライト付近まで辿り着きましたヽ(´▽`)/







ヘッドライトまで辿り着いたところでヘッドライトケースの中の写真を撮っておきます。
かなり複雑に見えますが、基本的には同じカラーリングの配線同士を接続して行けば良さそうです(^ ^)
全て取り外して、新しいメインハーネスをヘッドライトケースの中まで引き込みます。






きちんとハーネスを接続出来ました\(^ω^)/
あとはレンズA'ssyを取り付けて完成です。
きちんと通電・動作するか確認します。


GX「キュルキュルキュルキュルドルルルーン!ドッドッドッドッドッドッドッドッ」





バッチリ通電・動作しました。シグナルの回路のフューズを外しても、アイドリング回転数が上下する事は無くなりました。しかも、ヘッドライトがとても明るくなった気がします\(^o^)/
気になるアイドリングは…


GX「ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ」


調子は良さそうです(^ ^)
ハイビーム、ブレーキランプ、ウインカー、ホーンを同時に使ってもアイドリングが安定します!
やはりメインハーネスに何か起きていたのでしょう。
ヘッドライトが明るくなったのは嬉しい誤算でした。古い年代のバイクでもきちんと電装系を見直せば現代のバイク並みに作動するんですねf^_^;
取り外した古いメインハーネスはストックに大切に取って置くことにします。
バイク弄りって楽しいですね( ´∀`)