ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

水魚の交わり

2011-02-24 | 日記
2011年2月23日(水)

エッセイのお友達で絵も描くSさんのグループの絵画展に今年も行ってきた。
彼女の描く抽象画って、不思議な雰囲気で好きなんだ。

今年の彼女の作品は、半透明の魚たちが水底を泳いでいる絵。
柔らかい曲線で魚の骨が踊っている感じを描いている。
その題が、「水魚交」・・・水魚の交わりって、水と魚のように親しく付き合うって
意味だったとおもう。この題名、すごいなあ。

昨日、エッセイの先生もいらして、
「題名の方が勝っている」とおっしゃったと。
いやいやいや、絵本体も素敵よ・・。(^^)
でも、どうして、あの「水魚の交わり」って題にしたの?と、聞くと、
「なんとなくね・・」
有名な諺は知らずに付けたそうだ。
言葉の感覚が、余計、凄い~!
絵も文章も、本当に才女だなあ。(^^)

昨日、雑談で、
「今回の文芸誌、ウィステさんは作品を出さないのですか?」と、Sさんが聞いたそうで、
「彼女、書きますよ。命令、いや、お願いしましたから」と、先生。

ウィステの今回の文芸誌用作品は、出来が悪く、没になった。
先生に新たに書くよう言われたけれど、
「今、書きたいテーマも浮かばないし、今回の文芸誌は、パスします」
と、ウィステは、のんびりしていたんだ。←わ~い、逃げたよ~♪とか。
すると、先日、先生からメールが来たんだ。
題名こそ、「お願い」だったけれど、内容は、いきなり、
「3月のエッセイの例会に、1作品持ってきてください。
テーマは、これこれ・・」と・・・!!
・・・やっぱり、命令だったんだな~!!(^^;)

はい、そう言われて「素直な」ウィステ、つい、書き始めています・・。
だんだん、エッセイ頭になってきた・・。(^^)


絵画展の会場の一角には、昨年亡くなった会員の女性の写真と遺作、スケッチブックが
飾ってあった。スケッチブックを捲ってみたら、綺麗に仕上げたような
旅先の絵がたくさんあった・・。
彼女たちこそ、「水魚の交わり」だったんだろうなあ・・。
ご冥福を・・・。



コメント
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