各地、凄い事に成っているようですが
築六十数年の我ボロ家は何とか無事で居ます
(ダイブンと傾いては居ますが!?)
それでも、風は相当強く、湾内の海面が吹き上げられ
吹雪の様に潮が巻き上げられています
でも、この塩分が当地では有名な
柑橘類の甘みを増すのに一役荷っているそうです
(少量ならの話ですが?)
さて、今週もしばらくは加工の続きです。
この「四角ガゼボ2-H」の図面分の残り
「垂木」と「小屋束」と取れれば「ベンチ束1」も切り出します。
まずは面倒臭そうな「小屋束」から行きましょうか
図面で見て左側の木口は隅木勾配の14.14:4で斜めに切って有ります
右側の木口の加工が寸法の入り方が細かすぎて
訳が解りませんが(誰が描いたんだよ!)
様は、こんな感じに交錯した梁が作る穴を
ホゾ穴代りにして、ここへこの右側の先端を差し込んで
固定して、この「小屋束」の横面に「隅木」を固定しようと言う事なのです。
で、当然「隅木」は対角に入っているので
45°振りを変えてやらなくてはいけませんから
図面に有る二ヶ所の19mmは木口側から
刃を45°に傾け目一杯に刃を出した丸鋸で、材料を割る時の要領で
加工していきます。(何時もの事で要注意です!)
2x4の幅の89mmのセンターから図面に有る16mmの
半分8mmを上下に振り分けて、裏表に墨をしますが
図面で見て上側の墨はあまり意味が有りません
勿論、確認のためにも必要な墨なのですが
丸鋸を入れて行く印としては今一つ使い道が有りません
何せ右の木口側から丸鋸を入れて行くので
図面の下側はセンターから8mm下に付けた
墨に合わせて切り込んでいけますが
上側はセンターから8mm+19mm
+更に19mm上に上がった所が切墨になるので
既に材料のない場所に墨を付ける事に成ります
なので、この墨は平の面ではなく
小屋束の右の木口の面に描いてやります。
木口の面のど真中(材料の「芯の芯」とか言うそうです)
の点を取って、そこから材料の幅の方向へ27mmづつ行った
点から45°傾いた十字線を曳いておけば
これが丸鋸の当りになるので
これに丸鋸の刃が当たる様に丸鋸の左側に取り付けた
ガイド定規を調整して切り込んで行きます。
この切込みを表裏一回づつと、最初に説明した
図面下側の切込みも裏表一回づつ入れて
木刃側からの切込みは手鋸で入れて、
木口側からも切れていない部分が有りますから
手鋸を入れて不要な部分を切り離し
後はノミて奇麗に整え、必要なら大きさの
微調整をしてもらい(切落した面と面の間が38mmのはづですが?)
面を取って頂ければ「小屋束」は完了です。
と、結局今日は「小屋束」だけで終了です。
台風の影響の大きかった地域の方は、お大事にm(__)m
では、今日はこの辺で失礼しますm(__)m