Wild Plant

Colonel Mのブログ

まだまだ満載「良く解らん?」

2021年01月13日 | 世無駄

さて、「良く解らん」「肘木」ですが

よく「社寺建築の工法」を読んでいると

「斗」にも似たような事が有る様で

手前、中央は「隅斗」だと説明しましたが

後の物は全部が「巻斗」ではなく

上の左右二つが「巻斗」でその他は

「方斗(ほうと)と言うらしいです

上に乗って来る「肘木」の通り方で違いが有る様で

上の二つの様に「肘木」が一方向からしか通っていない物を

「巻斗」と言い

「肘木」が二方向から通って、「斗」の上で交差している物を

「方斗」と言うようです

m(__)m

 

と言う事で、「肘木」の大きさです

佐藤さん曰く「幅は柱の1/3で背はその1.2倍」だそうですが

どうもこの辺りが又、納得がいかないオヤジでして

基準になっていたのは「枝」じゃないのか?

何で急に「柱」が基準になってんだ・・・とか思いつつ

実は、「柱」の大きさ自体が元を正せば「枝」から

算出された物なんだから・・・「まッえ~~けどな」

思い直すややこしいオヤジです(肘木だけじゃなくてお前もか!)

 

そんな事よりも、「肘木」の大きさです

佐藤さんの言われるように「柱」の大きさの1/3だと

幅は113.3mm

(たしか3の上に・を打って置けば3が永遠に繰り返されると言う意味に成るとか成らないとか??)

背は135.9mm(9の上に・)と言う事に成るので

この「五重塔」については「肘木」

113x136mmとして描きました・・・・?

「柱」の大きさって何時決めました?

 

・・・その話はもう少し後で・・・するのかな?

 

で、「肘木」の大きさは基本これで、

「雲肘木」「通し肘木」「秤肘木」も同じ様ですが

形状によって呼び名が違う物が有って

今回私が描いている様な、下側の角を

面取りして有る様な物を「舟肘木」と呼ぶようです

なので、昨日言ったこの「四つ請秤肘木」「四つ請舟秤肘木」??

てな事に成るのかもしれません(ややこし~~ッ!?)

 

以上、「五重塔 肘木の巻」はここまでで勘弁して下さいm(__)m

明日は「大斗」辺りの話になりますが

そうなると、やはり「柱」の大きさから書かなくては・・・・??

 

又何時か・・・(明日です!)m(__)m

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今日は少しは暖かい

2021年01月12日 | 世無駄

と言っても外気温は5~6℃のようですが

先週末の-2~-3℃から考えれば

一気に暖かくなった感じがします

 

さっ、引き続き「五重塔」の部材の話です

次はこの絵の下の一連の塊の次に赤い材料で描いている部材と

「斗」を挟んで、一個飛ばしに描いてある赤い材料の部材ですが

これ全部「肘木(ひじき)と言うそうです(象の頭みたいなのは別?)

この「肘木」と言う部材が又ややこしいんです?

同じ様な形をしてて、似たような使われ方をしていても

僅かな違いで名称が変わる様で

下から二番目に書いて有る

こんな形状の「肘木」は、「大斗肘木(だいとひじき)と言うそうで

(かつ「枠肘木(わくひじき)」と言う事に成るのかな?)

後で書きますが、下に有る白木で描いた「斗」の大型版

「大斗(だいと)と言い、その上に乗って来るので

「大斗肘木」と言うようで、その中でも対角に設置されている物

「隅肘木」と言うそうですが基本的な形状は同じで

長さが違うだけだったように記憶していますが・・・?

更に、この「隅肘木」は木組みの組み方によっては

もっと上の方の木組みの中でも使われるようです。

 

で、「斗」の一団を飛ばしてその上に書いて有る部材も

「肘木」になります。

手前に持ち出されたように書いて有るのが

「秤肘木(はかりひじき)と呼ばれるようで

角柱の上で井桁に組まれ「斗」を四つ乗せている物を

「四つ請秤肘木(よつうけはかりひじき)?と言う様で

中間部の柱の上に来て三つの「斗」を乗せている物は

「三つ請秤肘木(みつうけはかりひじき)?と言うようです

(ホンマかいな??)

更に、「全く別物だろ!」と思いそうな

長い部材が描いて有りますが、これも「肘木」になる様で

「通肘木(とおしひじき)と言う部材になるそうです

で、その先っぽについている、象の頭みたいに描いた部分を

「拳鼻(こぶしばな)と言うそうです。

 

最後はこれですが、これも良く解りません?

雲形をしているから「雲肘木(くもひじき)なのか?

模様が描いてあるから「絵様肘木(読みが解らん?)なのか?

はたまた、上に来る「丸桁(がぎょう)を取付ける為であろう

加工の仕方から来る「実肘木(さねひじき)が正しいのか?

 

良く解りませんが、部材自体の大きさは皆同じで

長さと端末の仕舞い等が違っているようです

(拳鼻は?)

 

てな事で、良く解らんまま

今日はお仕舞いですm(__)m

 

又明日m(__)m

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♪さざんかさざんかさいてない~♪

2021年01月11日 | 世無駄

なんのこっちゃ?

 

先週末の極端な冷え込みの中

自転車で買い出しに行った結果

こんな事に

右手はまだましですが

左手はぷくぷくに膨れて、可愛いお手て・・・に・・・?

「霜焼」です。

子供のころから余り強い方ではないのですが

数十年ぶりのひどい「霜焼」です。

やっとひび割れが治ったとこなのに

流石にマイナス3℃は無理でした

(意外とデレケートなヘタレオヤジですm(__)m)

 

さて、「五重塔」ですが、「斗」のえぐり方ですが

(これのRで削って有る部分ね)

基本、真円ではなく楕円に削って有る様で

部材に対して横の径(短径)は部材全体の巾の1/5

縦の径(長径)は部材全体の高さの2/5の楕円弧に削るらしいです

(佐藤さん曰く)

(右のページの両サイドの絵の割付の事ね)

で、今回私が描いてみた「巻斗」で言うと

部材の大きさが220☐のH132mmなので

短径が44mm長径が52.8(53)mmで削って有ります。

 

問題は「隅斗」の方ですがなんとなく思い出したのは

描いているうちに「佐藤さん」の言われている寸法、割付では

どうも上手く行かなくて、自分なりの解釈で描いたせいで

1.1倍ではなくて、1.24倍の寸法になった様ですが

ひょっとすると≒1.216倍が正しいのかもしれません??

まッ、いずれにしてもオッサンの勝手な妄想です

「巻斗」の巾の1/5の44mmの8倍に

高さの方の26.5mmを足した378.5mmを対角てして

正方形を描くと≒267.5mmの正方形になります

これが「隅斗」の巾背は132mm「巻斗」と同じ

と言う事に成るのでは・・・?

 

で、この267.5mmに対して対角で寸法を取って

「巻斗」と同じ様に44x53の楕円弧に削り取ってやれば

・・・良いのでは・・・と・・・思いま・・・したが・・・?

(これも実際に作図したときに試したような??)

何故か273mmで描いたオヤジです。

(この寸法にもチョッとだけ世無駄は有ったようですが?)

それもこれもみ~~んなオヤジの勝手な想像迷走大妄想なので

信用しない方が良いです

(信じる物は騙される!正直者は馬鹿を見る!・・・淋し~~~ッ!)

 

てな事で、「斗」の寸法と加工のほんの見た目部分だけの事ですが

ここまでとしておきますm(__)m

本来は、まだ他の部材との組み合わせの為に

ホゾ等の加工をしていくのでしょうが

素人があまり偉そうなことを書くと

種々差しさわりが有るでしょうからやめときます。

 

では、今日はこの辺で失礼しますm(__)m

 

今日は「成人の日」でしたね・・・三十ウン年前・・・?

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外は白い・雪の・朝

2021年01月09日 | 世無駄

全国的に寒波ですかね?

わりと南の我が町でも今朝は

こんな事に成っていました!

「ストレリチア」「ブーゲンビリア」

 

さて、「五重塔」です。

昨日「垂木」の大きさを決めたので

その他の部材の大きさも決めて行きます

 

まずは、これ?

左端は少し物が違いますが、社寺建築では御馴染み?

「斗(と)と言われる部材で

左端の物は「隅斗(すみと)と言われるもので

その他は「巻斗(まきと)と言うそうです

(余計解り難い!?)

左手前が「隅斗」で上に乗って来る構造体を持ち出して乗せるにあたって

それを出角(ですみ)部分で支えると言うか、乗せている部材になります

その他の「斗」加工、用途の違いで呼び名はそれぞれに有るのでしょうが

無知な私には解りませんので一括して「巻斗」としておきます

部材の大きさは「巻斗」「枝(し)」+「垂木の木刃」と言う事だそうで

152+68=220mmの正方形で、高さがこれの3/5程と言う事なので

132mmと言う事にして有ります。

「隅斗」の方は佐藤さんによると「巻斗」の1.1倍の四角

となっているのですが、何処で調べたか?勝手に決めたか?

≒1.24倍の273☐x132mmと言う大きさで書いて有ります

(何分、遠い昔に気まぐれに描いた物ですから記憶が・・・m(__)m)

 

(こんな絵作ってたの忘れてた・・・木目が変ですが)

この方が解り易いかな?

手前中央が「隅斗」になります。

で、「隅斗」「巻斗」を一ヶづつひっくり返してみました

下になった欠き込み部分にはそれぞれ

「舟肘木」とか「雲肘木」とか言う部材が噛み合って来て

其々を支える事に成りますが、この「斗」と言う部材の

外見的特徴のえぐって有る部分(外見だけじゃないのでしょうが?)

ここのえぐり方は又明日と言う事で

 

今日はここまでですm(__)m

 

と言うか、今週はここまでですm(__)m

暖かな我が地方でも気温がマイナスなんて事に成っています

皆様、おかしな物を拾わない様

十分体に気を付けて下さいm(__)m

 

では、今週も有難う御座いましたm(__)m

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佐藤さん曰く

2021年01月08日 | 世無駄

先に紹介した「社寺建築の工法」によると

まず、垂木の大きさを決めて

それを元に建築の大元になる「スパン」

決めて行く様にバカチンの私には読み取れるのですが

 

(汚い写真で御免なさいm(__)m)

このページに書いて有る事を読むとそんな風にしか理解できなくて

先日から、「納得がいかない」と書いていた訳です?

 

だって、何か変でしょ?建物の大きさを決める基本になる

「スパン」を決める前に「部材の大きさ」を決めるって言うのは?

勿論、「垂木」の大きさから来る「垂木」の割付寸法が

最小「モジュール」に成っていると言うのは理解できる

納得も行きますが・・・まッ、え~けどな!?

 

てな具合で、喧々諤々有った様な無かった様な

決定したのが「垂木」の大きさを68x84(≒1:1.2)に決めて

最小モジュールを152mmとして描いて行ったわけで

 

 

こんな絵も、満更ウソッパチだらけではない・・・の・・です??

 

で、この最小モジュールの事を「枝(し)と言うそうで

「五重塔」等の1層目の中央の間口は12枝となるのが

ポピュラーな物のようです(多分?)

なのでこれをもとに中央のスパンを1824mmとして

これに対して「脇の間」(適当)とでも言うのでしょうか

両サイドの間口は10枝で作る物が多いらしいです

そお言う事なので、両サイドのスパンは1520mm

描き始めたわけですが・・・

 

やっぱり色々有るようです??

 

くづつ・・・?     「つづく」でしたm(__)m

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