宮崎駿監督(72)の5年ぶりの新作「風立ちぬ」が20日、全国343館、454スクリーンで公開され、興収100億円突破が確実な好スタートを切った。
配給する東宝によると、この日午後1時の段階で興収は宮崎監督の前作「崖の上のポニョ」(155億円)の127%をマーク。100億突破となれば、邦画では「ポニョ」以来、洋画を含めても「トイ・ストーリー3」(10年公開、108億円)以来、3年ぶりとなる。
メーン館である東京・有楽町のTOHOシネマズスカラ座では、上映開始の1時間以上前にチケットが売り切れる人気ぶり。作品のテーマなどから“大人向け”とも言われているが、母親と一緒に来場した女子小学生は「大人っぽいところはあるけれど、ジブリの作品で初めて泣きました。これまでと同じくらい好きです」と話していた。
鈴木敏夫プロデューサー(64)によると、宮崎監督は「新しい試みだったので、お客さんが来てくれてほっとしました」と喜んでいたという。「宮さん(宮崎監督)が安心したようで、よかったです」とコメントした。
※引用しました。
篠田麻里子(27)が22日にAKB48を卒業する。残すは21日のヤフオクドーム(福岡)、22日の劇場(東京・秋葉原)の2公演だけ。約8年間、自らの青春を懸けてきたものから去っていく思いは?そして「マリコ様」とは!?
――卒業後は何を?
「自分らしく生きたいというのが本音です。私は集団が苦手なんですけど、今まで集団で生活してきました。もう30歳も近いので、自分の人生を見つめ直したいと思います。あとは、10年前から目標にしていたファッションブランドも今年から始めることができたので、ここがスタートだと思っています」
――ファッション関係の仕事が多くなる?
「そうですね。モデルの仕事は好きなので」
――ソロとして歌も続けた方がいいのでは!?
「(記者をにらみつけて)そう思ってないでしょう!?(笑い)歌は相当へたなので、ソロ歌手はないと思いますよ」
――すぐに結婚ということは?
「いや~、ないですね。でも実は、それって格好いいなと思ってたんですよ。“なぜ卒業?”と聞かれて“結婚!”と答えると、すてきだと思うんですけど、そういう相手がまだいないので(笑い)」
――では、最後にファンに。
「この2日間、私の8年間の集大成を目に焼き付けてほしいし、私もファン一人一人の顔を目に焼き付けます」
※引用しました。
<全英オープン 3日目◇20日◇ミュアフィールド(7,192ヤード・パー71)>
首位と5打差の20位タイからスタートした松山英樹。この日も好調なショットを武器に序盤から安定したゴルフを続け、9番からは3連続バーディを奪取。一時は首位と1打差の1アンダー4位タイにまで浮上する猛追を見せた。ところが13番、14番では連続ボギー。17番ではスロープレーのペナルティをとられさらにスコアを落とすと、18番もボギーとし結局トータル3オーバー11位タイで3日目を終えた。
スロープレーによるペナルティの経緯はこうだ。
松山組は大会が定めた3時間41分でホールアウトするというタイムテーブルから15分遅れていたため15番ティからプレー計測対象に入った。計測された場合は最初に打つプレイヤーは50秒以内、2人目は40秒以内にプレーしなければいけないが、R&Aによると松山は15番のファーストパットに1分12秒を要したためここで警告を受けた。そして問題の17番のセカンド地点でショットまでに2分12秒かかったとして、3打目地点に向かう際に競技委員からスロープレーで1罰打を付加を宣告された。
17番はティショットを左に曲げてギャラリーに当たってしまったため、謝罪の気持ちとしてグローブにサインを入れて渡すなどしていたが、R&Aの競技委員長のデイビッド・リックマン氏は「すべて考慮した上で計測したが、それでも時間がかかっていた。サインの時間は計測に入っていないし、彼が確認するために前方に行ってボールの地点に帰ってきたところも計測時間には入っていない」と説明。あくまでショットに要した時間が規定を大きくオーバーしたことによるペナルティとした。
ホールアウトした松山は「あの状況(フェスキューの中)で時間をかけるなというほうが無理。納得はしていないけど、裁定は覆らないので仕方がない」と怒りを抑えて報道陣の質問に答えた。ルールをつかさどるR&A主催の大会だけに厳格になるのも理解できる。だが、予定から15分遅れということは競技全体が遅れている中で、ペナルティを課されたのは松山一人というのも違和感が残るところだ。
「明日は今日の途中までのようなプレーができれば」。21歳は懸命に前を向いたが、最後まで心が晴れることはなかった。
※引用しました。
マツダオールスターゲーム第2戦(全セ3-1全パ、20日、神宮)全セは1-1の同点で迎えた三回、二死一、二塁から阪神・新井貴が中前に適時打を放ち、勝ち越しに成功。六回には二死三塁から坂本が三遊間を破る適時打を放ち1点を追加。接戦を制し、全パに勝利した。
MVPには3安打1打点の新井貴が選ばれ「いいスイングができた」と喜んだ。通算成績は全パの78勝74敗10分。
一回、全パは1番大谷がセンター右への二塁打、長谷川も中前打で続き、内川の遊ゴロ併殺打の間に大谷が生還し1点を先制した。全セは先頭の坂本が二塁打を放ったが、後続が倒れた。
二回、全パは3者凡退。全セは新井貴の中前打などで無死二、三塁のチャンスを作ると、宮本の右前打で同点に追い付いた。
三回、全セは菅野に代わり小川がマウンドへ。全パは一死から鈴木が二塁打を放ったが後続が凡退。全セはマートンの左前打、ブランコの左前打で二死一、二塁にすると新井貴が中前適時打を放ち逆転した。
四回、全パは3者凡退。牧田に代わり千賀がマウンドへ。全セは二死から坂本の中前打などで一、二塁としたが、マートンが見逃しの三振に倒れた。
五回、全セは小川に代わり、石山がマウンドへ。全パは今江の左前打、伊藤の左前打などで二死二、三塁とチャンスを作ったが、大谷が空振りの三振に倒れた。全セは3者連続三振。
六回、全セは石山に代わり藤浪がマウンドへ。全パは長谷川が左前打を放ったが、内川が遊ゴロ併殺。中田は空振り三振に倒れた。全セはこの回から登板の青山に対し、大島の四球などで二死三塁とすると、坂本が三遊間を破る適時打を放った。
七回、全パは二死から井口が左前打を放ったが、後続が倒れた。全セもこの回から登板の佐藤達に対し、新井貴の中前打などで二死一、二塁としたが宮本が二ゴロに倒れた。
八回、全セは藤浪に代わり山口がマウンドへ。全パは二死から長谷川が左越えの二塁打を放ったが後続が倒れた。全セは3者凡退。
九回、全セは山口に代わり、山本哲がマウンドへ。全パは3者凡退に倒れた。
※引用しました。
サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)は20日、韓国のソウルワールドカップスタジアムで東アジアカップ、中国女子代表戦に臨み、2-0で勝利した。36分に安藤梢、58分に中島依美が得点した。
宮間あや、川澄奈穂美、大儀見優季らがスタメンに名を連ねた日本は、序盤からペースを握り、4分には大儀見がGKと1対1になるチャンスを迎える。これはゴールに結びつかなかったが、その後も宮間を起点にボールを支配した。
しかし、時間が経過していくにつれて攻撃がかみ合わずに、単純なミスが増えていく。カウンターから中国にサイドを完全に崩されるなど単発的ながらピンチも迎えた。それでも再びペースを握り返すと36分、大儀見のスルーパスに抜け出した安藤がGKとの1対1を冷静に制して、待望の先制ゴールを挙げる。その後は追加点こそならなかったが、1点のリードをキープした日本は、1-0で前半を終えた。
後半も日本が主導権を握る展開が続く。58分には途中出場の中島が、大儀見のパスから代表初ゴールとなる追加点を決め、リードを2点に広げた。中国は前半のハイプレッシャーがたたったのか、後半20分を過ぎたあたりから足が止まりだす。日本はダメ押しゴールを狙い、さらに攻勢を強める。終盤には岩渕真奈も投入したが、フィニッシュの精度を欠き、結局3点目はならず。それでも点差以上の実力差を見せつけた日本は、2-0で快勝し、大会3連覇に向け、順調なスタートを切った。
日本は次戦、25日に北朝鮮女子代表と対戦する。
GK:1 福元美穂
DF:2 有吉佐織→14 田中明日菜(後半21分) 、3 岩清水梓、4 熊谷紗希、13 宇津木瑠美
MF:6 阪口夢穂、7 安藤梢→20 中島依美(前半36分)、8 宮間あや(Cap)、9 川澄奈穂美→16 岩渕真奈(後半39分)
FW:11 大野忍、17 大儀見優季
サブ:18 海堀あゆみ、12 山根恵里奈、22 長船加奈、35 北原佳奈、24 上尾野辺めぐみ、19 山崎円美、37 丸山桂里奈、27 菅澤優衣香、15 高瀬愛実
※引用しました。