<以下の記事は2012年7月に書いた記事ですが、一部修正して復刻します>
以下の記事を読んで驚いた。これは日本経済新聞が7月7日に配信したものだが、国家戦略会議の分科会が、2050年の長期ビジョンとして「40歳定年」を打ち出したというのだ。40歳で定年? 何を考えているんだ! たしかに若者の就職難や非正規雇用の増大などで、雇用情勢は逼迫している。何とかしなければならない。 しかし、財界の要望かど . . . 本文を読む
<以下の記事は2012年11月5日に書いたものですが、一部修正して復刻します>
やや不謹慎な話になるかもしれないが、ご了承願いたい。先日、文明が発達すると、少子化になるようだという記事を書いたが、ある方のコメントに対して「今ではあまり考えられないが、昔は“隠し子”が多かったと思う」と返事を書いた。ところが、それは間違いである。 ウィキペディアの「隠し子」の項を見たら、今で . . . 本文を読む
<2002年9月15日に書いた以下の記事を復刻します>
栃錦清隆(第44代横綱)
1) 相撲ファンなら、栃錦のことは知っているだろう。 戦後の角界で、初代・若乃花と共に「栃若時代」を創った名横綱である。 我々のような年配の人間の中には、栃錦ファンが大勢いるはずだ。 実は私も、これまで見てきた力士の中で、栃錦が最も好きである。栃錦は“名人”と言われた。 多彩な技で次々 . . . 本文を読む
≪ 消費税を上げて法人税を下げるなら、せめて「法人間配当無税」を廃止しろ! そのくらいのことが出来なければ、消費税の引き上げには反対である。 以下に、2012年12月19日に書いた記事を復刻します。≫
☆ 消費税の引き上げ問題が大きな争点になっているが、消費増税をしなくても、財源はいろいろあるのだ。例えば「法人間配当無税」という制度を廃止・見直しすれば、巨額の財源が国庫に納まるはずである。これは . . . 本文を読む
<2008年7月9日に書いた以下の記事を復刻します。>
「レジ袋は資源のムダ使いだから、エコバッグを持って買い物に行こう」と、国(環境省)や自治体などに言われて、私も大中小の3つのエコバッグを用意して、スーパーなどに買い物に行っている。つまり、レジ袋を減らした分だけ石油の消費量が減って、環境にプラスになると思い込んでいたからだ。ところが、それは“真っ赤なウソ”だと分かった . . . 本文を読む
昔のテレビのホームドラマとして最も人気のあったのは、1958年・昭和33年の4月から始まった『バス通り裏』である。 この主題歌を大好きな中原美紗緒さんが歌っていたから、高校生の私は毎日必ず聴いていた。NHKのこの帯ドラマは「連続テレビ小説」などの先駆けとなり、十朱幸代や岩下志麻らの大女優を生む切っ掛けとなったものだ。当時は“生放送”だったから、なにかと大変だったろう。それは . . . 本文を読む
<以下の記事は2010年7月20日に書いたもので、時制はそのままにしてあります>
ふと女性のことを書きたくなった。と言っても私は女性に詳しくないので、かつて面談したことのある人の中から、印象に残る2人について書いてみたい。前もって断っておくが、ろくな文章にはならないと思うのでお許しを(笑)。 さて、20年ぐらい前だったか、私が某テレビ局の夜のニュースを担当していた時、キャスターの木村太 . . . 本文を読む
<2008年9月に書いた記事を、一部修正して復刻します>
国の追悼施設というのは、日本国民だけでなく外国の人たちも快く参拝してくれるものが好ましい。諸外国ではよく無名戦士の慰霊施設というのがあって、わが国の要人も一般の日本人も快く参拝するケースが多い。こうした点から考えると、靖国神社は国の追悼施設としては全く不適切である。なぜなら「国家神道」を奉じるこの宗教法人は、相当数の日本人にとっては良いと . . . 本文を読む
〈2014年10月6日に書いた以下の記事を復刻します。〉
例・・・イコンの一つ
昨日は大量の浮世絵の名品がアメリカへ持っていかれた話をしたのでむしゃくしゃしたが、今日は逆に、ある美術品を日本に持ち込んだ話を思い出したのでする。それは「イコン」と言って、聖像とか聖画像と呼ばれるものだ。2人の先輩はもう他界したのでプライバシーとは関係ないと思うが、昔 私が某テレビ局の外務省担当記者をしていた頃 . . . 本文を読む
<フランスの名優アラン・ドロンが亡くなった。享年88歳。よって、以下の記事を再録します。2024年8月19日>
1960年のフランス・イタリア合作映画で、監督はフランスのルネ・クレマン、テーマ音楽はイタリアのニーノ・ロータが作曲した。
貧乏な青年が友人である金持ちのドラ息子を殺して、その恋人と財産を奪うというストーリーだ。根底には貧乏人が金持ちへ抱く嫉妬、憎しみといった感情がうかがえる。その . . . 本文を読む
<2017年4月に書いた以下の文を復刻します。>
葛飾北斎(自画像)
ミケランジェロ
美術にまったく素人の自分が、あえて有名な芸術家を論評するので、戯言(ざれごと)として聞いて欲しい。世界のアーティストの中で、最も好きなのはミケランジェロと葛飾北斎だ。この2人を論評するのが夢だった。この2人は造形美の天才ではないのか。天才である以上に、その生 . . . 本文を読む