矢嶋武弘・Takehiroの部屋

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日一日の命

隠し子

2012年11月05日 15時58分20秒 | エッセイ・私事など

やや不謹慎な話になるかもしれないが、ご了承願いたい。
先日、文明が発達すると、少子化になるようだという記事を書いたが、ある方のコメントに対して「今ではあまり考えられないが、昔は“隠し子”が多かったと思う」と返事を書いた。ところが、それは間違いである。 ウィキペディアの「隠し子」の項を見たら、今でも隠し子が多いこと、多いこと。なぜか私は安心した(笑)。もちろん、私にはそういう子はいないが、子供は多い方が良いのだから。
以下、あまりに多いので敬称を省いて記したい。(ウィキペディアの「隠し子」を参照・・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%A0%E3%81%97%E5%AD%90

(敬称略)政治家では田中角栄、石原慎太郎、鳩山威一郎ら、芸能人では松方弘樹、ビートたけし、石田純一、七代目市川染五郎、十一代目市川海老蔵、宮根誠司ら、財界人では松下幸之助、堤康次郎らとなっているが、他にも大勢いるはずだ。 余談だが、カール・マルクスやスターリンにも隠し子がいたと出ている。
隠し子が悪いとか良いといった問題ではない。この世に生を享(う)けた人間はみな尊いのだ。 実を言うと、私の父親にも隠し子がいた。保険会社のサラリーマンでしかなかった父にもいたということは、昔はそれが何の不思議もなかったのだろうか。まして、財界人や政治家ら力のある富裕層にいても当然だろう。子供は宝なのだ。
私はここで、隠し子が増えれば良いと言っているのではない。しかし、嫡出子だろうと非嫡出子だろうと、人間には変わりがないのだ。法律的には隠し子は不利な立場にあるが、最近はだいぶ改善されてきたという。私は法律に素人だが、より人道的な方向に進んでもらえば良いと思っている。認知」がどうの遺産相続がどうのいった問題を論じるつもりはない。

不謹慎な言い方かもしれないが、こういうご時世では、少子化を少しでも食い止めるためには、隠し子も大いに歓迎すべきかもしれない。 今や普通のサラリーマン家庭では、子供はせいぜい2~3人というのが限界だ。金持は“子づくり”に励め! と言いたい(笑)。 上述の松下氏や堤氏らは多数の愛人との間に、何人もの隠し子がいたという。堤氏は100人を超える子供がいたとか? また松下氏は、4人の非嫡出子にそれぞれ数十億円単位の遺産を相続させたというから、私のような経済力のない人間はただただ恐れ入るばかりである(脱帽!)。


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