ソチ五輪が開幕したが、今回の冬季オリンピックも日本選手団は女子の方が男子よりも数が多かった。というのは、一昨年のロンドン五輪(夏季)も女子の方が男子より多かったのである。
ロンドン五輪では日本選手団は女子156人、男子137人が参加した。今回のソチ五輪では、女子65人に対して男子48人である。明らかに“女性上位”となっているのだ。全体のソチ五輪参加選手は、男子が約60%で女子は40%だから、日本は完全に逆転現象が起きている。
どうしてそうなったのか調べてみると、団体競技で日本は女子の方が出場が多いようだ。例えばロンドン五輪の時は、女子はバレーボールやホッケーで出場したのに、男子は予選リーグで敗退するなどして駄目だった。今回のソチ五輪も、日本の女子はアイスホッケーやカーリングに出場するのに、男子は欠場となっている。団体競技で出場できないと、人数はかなり減るのだ。
そういうことで、日本は“女性上位”になったが、こうした傾向は今後も続くのだろうか。ここから人によって見方が違うが、私はどうやら続くと思う。というのは、日本では「草食系男子」がどんどん増え、相対的に女性の方が強くなっているからだ。それが善い悪いということではなく、今や一般的な社会現象だろう。
私は男だから、日本男子よ強くなれ! と思っているが、最近のなよなよした日本男子を見ていると、もはや女子に期待するしかないのか。草食系を止めて“肉食系”になれとは言わないが、男はますます弱くなっていきそうだ。
最近は「女子力」という言葉が流行っている。それは結構だが、日本男子ももっと頑張れ! と言いたい。最後は年寄りの愚痴みたいになってしまったが、このままでは“元日本男子”として見過ごすわけにはいかないぞ!(笑)。 参考に、一昨年書いた記事も載せておきたい。
「草食系男子の増加で 女性優位に」⇒ http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/65ad3bc99d590137476d4b92ea1e14e3
日本の男性は充分活躍していると思いますが、女性はどうでした?
女性の活躍は過剰に持ち上げられやすいものですね。
そう考えると、女性上位とは言えません(笑)。ただあくまでも、参加選手は2回続けて女子の方が多いのです。
せめて、もっと活躍するよう期待しています。