昨年(2012年)、ヒット大地は、北海道の自宅に帰ったんだ。
ちなみにヒット大地は、北海道と東京に自宅を持っている。
北海道に行った理由は、
家の片づけをしようと思ったんだ。
いろいろなものが出てきたぞ。
その中に、「町の名士録」のようなものが出てきた。
亡父は、名士だったんだ。
20年間、町会議員をし、浄土真宗のお寺の檀家総代だったんだ。
ところが、ヒット大地。父の紹介文を読んで、ビックラこいたぜ。
まったくデタラメの経歴が書かれていたからだ!
オーノー!
ウソダロ!
父は大正8年生まれ。
北海道の旭川で生まれ、学校卒業後は、国鉄の職員をしていた。
しかし、年齢的に、ちょうど戦争とぶつかり、
中国で兵役に就いたんだ。
(チンタオとハルピンだ)
戦後、九州の佐賀市に復員し、
祖父と工場を経営したんだ。
その後、昭和30年ころ、北海道の旭川に戻ったんだ。
ところが、「名士録」によると、
復員したのは、九州ではなく、
北海道の旭川市・・・となっていたんだぜ!
ヒット大地、オーノー!オーサダハル!と思ったぞ。
フザケルナ!・・・と思ったぞ。
なぜなら、もしも復員が北海道の旭川なら、
ヒット大地の生まれ故郷は、北海道の旭川ということになるじゃねえか!
冗談じゃねえ!
ヒット大地は、佐賀市生まれだよ!
戸籍にも、きちんとそう書いてあるぜ。
もちろん、父は、回りの人に、「自分は佐賀市で、祖父と工場を経営した」
と公言しているよ。
ということは、ハテ?・・・この経歴ミスは、どこから生まれたのか?
ヒット大地、「名士録」の出所を調べたんだ。
すると「朝日新聞」となっていた。
つまり、「朝日新聞」が、ずっと以前に、町の名士の経歴を調べ、
それを印刷したんだな。
それをそのまま、「町の名士録」に載せたということがわかったんだ。
・・・ってことは、ミスは、朝日新聞か?
それとも・・・・
ま、結局は、ミスの経緯はわからなかった。
でも、大きなミスであることは間違いねえぜ!
ヒット大地、なぜ、このようなミスが起きたか?・・・考えてみたんだ。
理由は簡単だ。
「北海道の町の名士が、九州に10年も住んでいたんじゃマズイ」
・・・・ということなのだろうな。
・・・ふっ・・・アホラシ・・・。
そういう例は、日本では、無数にあるぞ。
分かりやすいのは結婚式のスピーチだな。
「花嫁の、学校時代の成績は、きわめて優秀」ってことになる。
「過去に犯罪を犯しても、善男善女のカップル」・・・ってことになる。
葬式もそうだぜ。
「極悪非道の人間も、弔辞では、思いやりのある立派な人だった」・・・ってことになる。
横綱大鵬も、父親がロシア人だとマズイので、それを隠すんだからな。
国民栄誉賞の王貞治も、台湾国籍なのを隠し(注:本人は隠していない!)、
勝手に、多く町の「名誉市民、名誉区民」に祭り上げてるぜ。
同じく、国民栄誉賞の衣笠祥雄も、父親が黒人であることは、タブーとなっているぞ。
鉄人と持ち上げるくせに、監督にはしない!
(本人は監督になりたいようだな。ヒット大地も、なってほしい!)
日本は何でも隠し、しばしば「皆が、日本村の善男善女」であるかのように、扱う。
実際は、内部における権力争いはすごい!
・・・この事実は、皆が知っているが、日本は、そんな国だよな。
(ただし、もちろん、すべてがそうだというつもりはないが)
結局、仕事の何もできないヒラメ社員や二世社員が、
出世し、優秀な社員は、閑職に追いやられ、
捨てられた優秀社員は、韓国のサムソンや中国の大公社にヘッドハンティングされて、
日本の企業は、だんだん、追い抜かれてゆく!
・・・こういうことが、現在、東アジアで、しばしば起きている!
(韓国産業は、日本製あるいは日本由来のものが、何と、多いことか!
8割くらいはそうだろうな!)
大げさじゃねえぜ!
いかに日本の優秀な社員が、切り捨てられるか?
これは、内橋克人の、『匠の時代』を読めば分かるぞ。
ぜひ読んで欲しい。
匠(たくみ)は、正論を吐くから、切り捨てられるんだよ。
そして、何もできない「毒の吐かない」ゴマスリ人間が、出世するシクミだよな。
実力のある人間は、どうか?
個性がある以上、正論を吐く。
いや、毒じゃない!正論なんだ!真実なんだ!
真実を述べるから、捨てられるんだ!
(これ、全然、大げさじゃねえぞ!)
日本人は、真実が怖いんだ!
そして、しばしばカスが残り、会社を食い物にして、
あるいは会社のチェック機能、監査機能が、不全となり、
福島の原発事故なども起こるんだよ。
ったく、何やってんだ!
監査をしない日本は、世界的に有名だぜ!
原発の内部告発もタブーだぜ。
その結果、一般市民は生命の危機にさらされるんだ。
テメー!
暮れの音楽賞、文学賞、紅白、相撲、TVの人気番組・・・
ほぼ、全部、やらせばかりだ!
なぜ、国民から圧倒的に嫌われている、過去のヒット曲2曲の、
和田アキ子が36回も紅白に出るんだ?え?
(この話題、三度目だね(笑))
外のものが怖いから、江戸時代は、高野長英を殺し、坂本龍馬を殺し、
太平洋戦争中も、自由主義者を牢屋に放り込んだ。
だろ?
ヒット大地は思うんだ。
あまりに、ちっちゃい、ちっちゃい、ちっちゃい日本人!
真実に目を覆う日本人!
ウソで、糊塗する日本人!
これじゃ、日本の歴史書も、信じられないな。
実際、昔の武士の家系図は、7割以上は、ウソだらけだそうだ。
現在の社長伝なども、半分はウソだぜ。
考えてみようぜ!
きれいなバラには、トゲがあるではないか!
薬草のアロエには、苦いではないか!
甘い食べ物は、糖尿病の原因ではないか!
おいしい霜降り肉や大トロは、脂肪分が多すぎて、動脈硬化の原因ではないか!
もう一度言おう。
あまりに、ちっちゃい、ちっちゃい、ちっちゃい日本人!
私が愛する日本人よ!
真実を、受け入れようではないか!
言うまでもなく、日本には、いいところが、オッパイ、いや、イッパイある!
日本人には、すばらしいところが、キンタマ、いや、タンマリある!
実際、世界でも、メチャンコ、賞賛されている。
また日本という島国も、気候温暖、風光明媚なところだ。
だからこそ、真実を、いかに苦くとも、ど~んと、受け入れようではないか!!
それがホンマモンの大人の人間だぜ!
そのとき、初めて、人間は、成長するんだ!
ウソの人生を生きて、どうする?え?
ヒット大地は、子供のころから、真実がメッチャ好きだった。
対して、現在のマスコミや学校教育は、ウソだらけよのぉ。
だから少なくとも、ヒット大地のブログでは、真実を書こうと思うんだよ。
それに、ヒット大地の人生も、
せいぜい、あと20年くらいで、終わりだしな。