畑中葉子という歌手を覚えている人は、
中年以上だろうな。
この女は、酒井法子にちょっと似ていて、
その変身振りで、「世間をアッと驚かせたんだ」。
1978年4月、18歳で、清純派アイドルとしてデビュー。
恩師の作曲家・平尾昌晃とデュエットした『カナダからの手紙』が、大ヒット。
70万枚以上売れた。
1978年のNHK紅白にも出場した。
ところが、なんと、
翌年の1979年、音楽ディレクターの壇雄二と結婚。
しかも、半年で離婚!
これも驚きだったよな。
さらに、ビックらこいたのが、
1980年ににっかつロマンポルノ『愛の白昼夢』に出演したことだ。
いいか!
清純派としてデビューしたのが、1978年だぜ。
たった2年しか経っていないじゃねえか!
にっかつロマンポルノだ!
なんだ、こりゃ!えへっ!
その後もすごいぜ。
にっかつロマンポルノの『後から前から』は、
自ら出演し、空前のヒットとなった。
タイトルがすごいよな。
その後の『もっと動いて』などにも出演した。
こっちも、タイトルがすごいよな。
歌もすごかった。
過激な歌を、次々と発表したんだ。
こちらもタイトルに注目だ。
『後から前から』(1980年8月21日)
『もっと動いて 』(1981年2月5日)
『モア・セクシー / 経験』(1981年:プロモーション用非売品)
『癖になりそう…』(1981年10月)
『左手で愛して』(1982年4月5日)
・・・など。
なぜ、彼女は、大変身したのか?
その理由は、ヒット大地だけが知っている。
そう!
量子力学のハイゼンベルグの不確定性原理
で、説明できるんだ!
畑中葉子は、中2まで、八丈島に住んでたんだ。
ヒット大地、一度、ここでキャンプをしたが、
とても、すばらしいところだったぜ。
ところが、畑中葉子、
有名になるにつれ、
自分が八丈島という小さな島出身ということが、
宇宙の法則として、耐え難いものになってきたんだ。
これは、八丈島が嫌いという意味じゃないぜ。
「小さな島」ということが、精神心的に、つらいんだ。
なぜかって?
これはハイゼンベルグの不確定性原理で説明できるんだ。
ハイゼンベルグの不確定性原理とは、こういう原理だ。
どんな測定器具を使っても、微粒子の場所を特定できない!
・・・ってこった。
(正確に言うと、微粒子の位置と運動の勢い(運動量)の掛けたものが、
プランク定数という値よりも、必ず大きくなる・・・ということだ。
要する、微粒子の位置が、必ず不確定になるなんだよな)
これを人間に当てはめてみると、こうなる・・・
「人間というのは、
『あいつは、こういうヤツだ』なんて、特定できないものだ」・・・ってわけだ。
いや、「そもそも特定することが、宇宙の法則では間違っている」・・・ということだ。
「それを特定しようとすると、
逆に、とんでもないこと、逆のことが起きる」というわけさ。
ほら、よくあるだろ?
「あいつは、真面目なヤツだ」
と皆に言われた途端、とんでもない事件・・・痴漢とかさ・・・そういうことをやっちゃ男。
「あいつは秀才だ」なんてヤツが、下着泥棒事件や家庭内暴力を起こす男。
「あの夫婦は、おしどりだ」といわれた途端、離婚をするタレント。
芸能界でよくあるだろ?
・・・・これ、すべて、ハイゼンベルグの不確定性原理のせいさ。
この原理は、物理学ばかりでなく、世の中の現象を、完全に支配してるんだ。
そして、畑中葉子は、それを、身をもって証明したってわけさ。
つまり、畑中葉子自身、「特定化されまい!」と思って、
世間がアッと驚くことを、次から次へとやっちゃったんだよな。
今日のブログは、物理学の大法則と社会現象を、一緒に勉強した。
こんな話できる人間は、広い世界で、ヒット大地しか、いねえだろうな。
ケンブリッジやハーバードの教授も無理だろうな。
なぜかって?
ヒット大地だけが、フラクタル関係空間理論で、あらゆる学問を統一したからさ。
フラクタル関係空間理論は、何でも説明しちゃうのさ!
いずれにせよ、
「すっごく真面目な男は、逆に殺人事件を起こすかもしんねえ」
ってことは、覚えておいた方がいいよな。
ヒット大地、案外、不真面目なんで、安心しな!