ケリー国務長官は、
2013年9月1日、
「シリアで使われた化学兵器は、サリンだった」
・・・と発表した。
俺はCBSニュースで、
被害者の映像を何度も見たが、
口から泡を噴き、ガタガタ痙攣していた。
もしサリンだとすると、
後遺症も、すごいだろう。
ヒット大地、(ますます許せない行為だ)と思った。
後遺症の苦しみは、しばしば、
「死んだ方がマシ」
と思えるほどだからだ。
俺は、松本サリン事件の河野義行を思い出す。
立派な男だ。
彼は、犯人扱いされた。
また、被害者の妻の介護を14年間も行った。
妻は後遺症で、ずっと寝たきりだった。
にも関わらず、
「オウムを許す」
と言っている。
「罪を憎んで、人を憎まず」ってわけだ。
俺もブログでいつもそう言っているが、
いざ実行となると、
なかなかできるものではない。
まさに言行一致の人だ。
俺がシリアへの軍事行動を肯定するのは、
シリアが憎いからではない。
さらなる被害者の増大を防ぎたいからだ。
もう10万人以上の犠牲者が出ているわけだ。
いい加減にせよ・・・と言いたい。
TVで見ると、オバマの怒りは相当なもんだ。
オバマは、キャメロンより、まともな人間のようだ。
なんやかんや言っても、
やっぱり最後に頼りになる国は、
アメリカしかないのかもしれない。