半沢直樹が終わってから、
銀行員たちが、
「俺の銀行」について、
暴露をしている。
でも、こういうのは、
ほとんどは「眉唾」で聞いた方がいい。
なぜなら男には、
「俺んとこは、もっとすごい」
「俺は、もっとひどい目にあった」
と言いたい心理があるからだ。
俺は戦後の日本を思い出す。
兵隊に行った男たちは、
「俺が一番、ひどい目に遭った」
と思いたかった。
笑っちゃうのは、
京大名誉教授の会田雄次だ。
彼は、戦後、ビルマの
ラングーン(現ヤンゴン)のアーロン収容所での体験を、
あたかも「地獄の体験」のように言っている。
その本を読むと、
「イギリス人の女のパンティを洗わされたからだ」と言うではないか。
ちょっと待て!
俺も、6年間、女のパンティを洗っていたぞ!
確かに女パンティは、
男のものより、5倍はきたない。
でも、それは女性の性器の構造上、
やむをえないものだ。
この件で、女性をいささかも侮蔑してはいけない!!
もしも女性のパンティの洗濯を侮辱と考えるなら、
会田こそ、女性蔑視ということになる。
すると会田は言う。
「いや、イギリスの女は、俺の目の前で、パンティを脱ぎ、
俺に手渡したんや」
俺は、いいじゃないか・・・と思う。
捕虜なんだもん、そのくらい、我慢しろ!ボケ!・・・と言いたい。
女にしてみれば、
「あんた今、洗濯してはんの?
じゃあ、ついでに、今履いているのも、しちゃって」
って感じなんだろう。
別に論理的にも、変なところはない。
ところが会田は、なぜか、
この女の行為を、
「人間として最低の行為」
のように、言い、
「自分が死ぬほど、ひどい目に遭った」
と言っている。
その体験のせいか、
彼は「保守の論客」になっている。
俺は笑っちゃう。
会田の言ってることは、徹頭徹尾、女性蔑視にすぎない。
「女は絶対に男に下着を洗わせるべきではない」
・・・・という間違った信念に基づいている。
現在、日本を含め、世界中で、
男の看護師や介護福祉士や介護ヘルパーが、大活躍している。
彼らは、女性の大便や小便の処理、
女性の体の清拭などをしている。
実に尊い行為だ。
男は力があるし、女性患者には優しいし、
女性よりも、介護には向いている面も多い。
もし会田の言うことが正しいなら、
こういう素晴らしい仕事は全部、
男はしていけない・・・ということになる。
会田はとんでもない勘違いをしているじゃないか!
俺は思う。
男も、どしどし女の汚れた下着を洗濯し、
育児も手伝い、料理もし、家事はすべて分担して、
共存共栄をはかるべきだ。
そうすれば、
女性たちも、どんどん社会進出できるし、
それぞれの個性に応じた活躍ができるではないか!
・・・以上、
6年間、女のパンティを洗い続けた男の提言だ。
最後に会田に
もう一言、言っておく!
男と女はいかなる意味でも、平等だぜ!
だろ?