みのもんたを見ると、
つくづく、
「俺も気をつけな、アカン」と思う。
みのは、イジメ問題などが起きると、言う。
「家庭の教育の一番大切だ!」
しかし次男は、学校で、万引きばかりでなく、
カツアゲなど、ひどいイジメを、繰り返していた。
みのは、二世議員について言う。
「政治家の世襲制度は問題がある!」
しかし、みのの子供は、コネでテレビ会社に入社した。
入社しても、週刊誌によると、遅刻などが多く、
あまり使いもんにならんかったとも言われている。
また息子は、社会常識もなく、警察の取調べにも、
一貫して反抗的だったと言う。
その他、みのは女性問題に、いっぱい爆弾を抱えているし、
彼の金銭感覚は、庶民とは3桁くらい違う。
クラブで1晩100万使うこともあるという。
17億の豪邸に住んでいるとも書いてあった。
むろん、みのにも長所はいろいろある。
たとえば、現実に会社の社長なので、
実社会のことにも、詳しいはずだ。
しかし基本的に、ジャーナリスト的視点から見ると
こういう男がいくらTVで何かを言っても、
あまりに空しい気がする。
かなり説得力もない。
みのは言う。
「30超えた子供は、もはや親の管轄外だ」。
だが俺から見ると、
ダメ息子を製造した半分以上は、みのの責任のように思う。
一般に、父親が有名だと、その半分くらいは、
おかしな子供が多い。
なぜなら、子供は「親の偽善」がわかっているからだ。
だから教員や宗教家の子供などにも、おかしいのが多い。
でも先日も述べたが、
渥美清の長男(健太郎)は、
ニッポン放送社員として、マジメに働いていた。
(今はフリーのラジオディレクター)
小泉純一郎の息子(孝太郎、進次郎)も、予想外の活躍だ。
二人の父親の特徴は、
「生き方に筋が通っていたこと」だ。
別名、言行一致だ。
俺も、日々、言行一致を心がけている。
とにかく、みのもんたは、他山の石だ。
俺も反省したいと思う。
でも繰り返すが、
みのにも、いいところはたくさんある。
だから今まで重用されたんだと思う。
みのの息子にしたって、まだ若い。
人生は、あと50年、しっかり残っている。
社会常識を身につけ、
マジメにがんばってほしい。
人間は、心がけ次第で、
いつでも良化できる存在だ。
(でも彼の場合、よほど、性根を叩き治さないとアカンようだが)