自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

裏妙義縦走

2013年11月24日 | 日記
平成25年11月23日(土)晴れ


宇都宮ハイキングクラブ定例山行

参加者9名(男7、女2)車2台に分乗


裏妙義のコースのうち特に岩場、クサリ場の多いコースを縦走する。

御岳登山口から御岳、丁須の頭、赤岩、三方境経由で並木沢登山口まで車回しして縦走する。


天気に恵まれ、この時期なのに、登山者が少なかったので、クサリ場で渋滞することもなく

スムーズで快適な山行を堪能した。


緊張感のある岩場が続く貴重な体験できて、本当に楽しかった。

来年の北アルプスや剣岳にも備えられたかもしれない。



<コースタイム>

壬生4:00==(北関東道)(上信越道)松井田妙義IC-- 御岳登山口6:00-20
             
鼻曲り・・・産泰山・・・御岳(963.2m)・・・丁須の頭(1057m)・・・赤岩
7:00    7:30   8:20        9:20-30        10:15

・・・烏帽子岩(1117m)・・・昼食・・・三方境・・・並木沢登山口
   10:40        11:00-30  11:45    13:00


          歩行時間6時間40分(昼食、休憩含む)


では、写真をご覧ください。


地図です。


駐車場に6時に着きました。まだ明けきれません。


あの橋を渡り、左前方に見える鼻曲りに向かいます。


さあ、スタート。


紅葉と滝です。いい感じ。


でも、すぐ 急登です。朝からこたえる!


岩場も待ってます。


そして、崖を越えると、


”鼻曲り”(ザンゲ岩)です。


松井田の町も夜明けです。いい天気だ!!


御岳を通り丁須の頭に向かいます。


晩秋の尾根歩き。気持ちがいいですね。


急坂を登ると、


登山口から約1時間で産泰山です。展望はありません。


でも、向かう御岳が見えてます。


空な坂道を下ります。


下れば、急な登りが待ってます。


大きな洞穴があります。緊急避難にはもってこいです。昔、何かに利用されていたのでしょう。


また、岩稜の登りが待ってます。


登ると、展望が急に拓けました。鼻曲山が見えます。2年前に霧積温泉から登った山です。
画面中央の山頂が左に曲がった特徴のある山です。


右の方には、雲の中に少しだけ顔を出した浅間山が見えます。


表妙義も木々の影に聳えます。


御岳への尾根歩きです。眺望がよくて、空は青く快適です。朝のうちはやや風が強い。さすが風が吹くと寒い。


歩き始めて約2時間で御岳到着。


丁須の頭が初めて現れる。


丁須の頭に向かう。穏やかそうな稜線だが、はたして。
それにしても、うれしくなるような天気だ。


眺望もいい。右に谷川岳、左には上州武尊山(今年10月に登山計画したが台風で中止)が冠雪してきれいだ。


八ヶ岳もクッキリ。


突如、垂直の岩が現れる。クサリにしっかり掴まり、足場を確保しながら登る。


次は、緩やかな尾根に出る。


上信越自動車道と安中市。


また、ゴツゴツした岩稜が待っている。結構スリルありますよ。


後続組も続きます。


登ると、視界が拓け、ゴツゴツはしているが美しい稜線の表妙義が迎えてくれる。


風のない尾根では、暑い。


浅間山がだんだん顔を出してきた。


丁須の頭が近づいてくる。


国民宿舎登山口(裏妙義登山の一般的な登山口)との合流点に着く。丁須の頭はもうすぐだ。


丁須の頭への最後の急な岩場。足場がしっかりしているので、登りやすい。


シルエットで撮りました。同じ登りです。


丁須の頭です。


一段目にメンバーのKさんがもう登っています。
他のメンバーは次回に登るそうです。


ちなみに、2段目はオーバーハングになっています。


集合写真です。行儀悪く寝てる人がいます。お疲れかな?


では、丁須の頭の基部からの眺望をどうぞ!!


雲海に浮かぶ冠雪した浅間山です。実に美しい。一服の絵のようです。


高速道路から見える表妙義もいい。


画面奥の真ん中の白く輝く山は日光白根山だ。


丁須の頭を下りて、赤岩に向かう。


丁須の頭を振り返る。こちらからの方が形がはっきり分かるでしょう。


右手は断崖絶壁だ。


道端に、りんどうの蕾が2つ。これから花を咲かせることができるのだろうか。


これから向かう赤岩、奥に烏帽子岩が見えてくる。


浅間山もさらにきれいだ。


垂直に下る。


そして赤岩に向かう。


今回の最大の難所に遭遇する。じっくり、鑑賞してください。解説なしです。


下りです。










やっと下りられた。

垂直に20m以上下りるんではないでしょうか。

あなたも是非挑戦してみて下さい。楽しいですよ。



興奮が冷めやらないうちに赤岩に着く。


赤岩を登らずに巻いて行く。


烏帽子岩に向かう。スリリングな岩場。


まだ続く。


そして急斜面を行く。


狭くても金属板は有難い。


振り返るとこんな感じです。


また登りが待っている。


烏帽子岩が見えてきた。


高速道路と浅間山。人工美と自然美が一体となって大自然に溶け込んでいる。
雄大な景色だなあ。


人間の頭かな?


11時だ。歩き始めて約5時間。昼食だ。


30分の昼食を終えて歩いていくと、風穴かな、奇岩に出会う。


振り返ると、丁須の頭が手を振っている。いや、手ではなく頭を振っているのかな。


といううちに、三方境に着く。

三方境からは樹林帯をひたすら下る。


紅葉がまだ見られる。


きれいだ。



並木沢登山口に着いた。歩いてきた山々を望む。右から烏帽子岩、赤岩、丁須の頭は見えないかな。




裏妙義という噂通りの奇峰・奇岩の岩峰群で構成された変化に富んだスリル満点の山容を踏破できて、充分満足できた。


足場をしっかり確保しないまま登った危なかった箇所が1つ2つあり、我ながらヒヤリとする場面もあったことは

今後の反省点である。三点支持の励行を肝に銘じたい。


今回の山行は、計画歩行時間8時間20分に対して、実際の歩行時間は6時間40分と2時間弱、早いペースであった。

理由として、登山者が少なくクサリ場での待ち時間がなかったこと、リーダーのペースが速かったので

みんなもハイペースになったことなどが上げられるのではないか。


それから、今回ほど写真を撮るのが大変な山行は初めてでした。

ペースが速いうえ、岩場や急なアップダウンが続くので、写真を撮っている暇がないんです。

苦労しながらやっと撮った写真なので、ファインショットはないかもしれません。



なにはともあれ、秋晴れのいい一日を過ごせたことに感謝です。



今回はこれでおしまい。








↓弊社のホームページも是非ご覧ください。





コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奥久慈男体山のきれいな紅葉... | トップ | ゆずの収穫 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
裏妙義縦走 (ルー)
2013-11-26 15:40:07
いつもながら急坂や岩稜登攀の写真はドキドキさせられますね。見ているだけで足が竦んできます。これからも気を付けて登山を楽しんでください
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事