ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】衆議院選挙は明日告示、そんな中で何が起きているのだろうか? 焦らずじっくりと(20241014)

2024年10月14日 | 戦争ではなく、平和を求める

おはようございます。2024年10月14日(月)晴れ

 沖縄選挙区16人立候補と本日の新聞に出ています。明日告示。皆様の所ではどうでしょうか? 政権を担ってきた自公が過半数を割るのか否か? 注目されます。ただし、自公補完勢力が多数おり、一度の選挙で変わることはありますまい。問題は「裏金自民党」ばかりではない。財界と結託し、米国と結託し何をしてきたのかです。

 私たちは、今度の選挙で、市民のための政治を取り戻す一里塚にしていけるか否かが問われています。急がば回れです。焦らない。長年に亘り自公の圧勝が続き、こうなってきた。簡単に修正できません。着実に目処を立てていく。これしかできない。このための第一歩は、私たちが生きていく社会を作り上げていくという基本を固めていくことです。何をどうすることがプラスであり、どうなればマイナスなのか? 

 「規制緩和」のかけ声の下で何が進行したのか? 大企業の儲け第一の政治であり、「勝者」と「敗者」への2分割。生きにくさの増大と展望の見えづらさが濃くなってきた。ナショナリズムの強化であり、ナショナリズムへの警戒感が霧散してきた。日本国の侵略の歴史を忘れ、隣国との緊張を煽るだけの外交。軍事力一辺倒の国力の増強の復活?!。私たちの命の営みの足下が崩れている。

 税金をどう使うのか?「公共事業」とは何のためであり、私たちが生きていく上でプラスになるのか、否か。確かに利害対立があり、意見は分かれる。一部の人間だけが栄えれば、人類は滅ぶ。核兵器や原発は、その典型的なブツだ。新自由主義はやはり自由なままの淘汰に任せ、少数者を切りすて、総じて多数者をきりすてていく。

 新たな民主主義が問われているのだ。ジェンダー平等は古くて新しい課題だ。植民地主義の克服もできていない現在だからこそ、大国が威張り散らす。

 日本国は面積も小さく後進国だったが、侵略と植民地主義によって、西欧諸国と争って、アジアの盟主に成り上がろうとしたが、頓挫。米国の属国に成り下がって、戦後79年が経つ。軍事力一辺倒ではいかんともしがたいのだが、米国の力を借りてやってきた戦後79年。反省しない民族のままだ。

 こう考え出すと絶望しかない気もしてくるが、熟慮し、話し合うという民主主義の原則を活かしながら生きていくしかあるまい。沖縄の人々が率直にものを考え、問題提起していく意味合いは確実に増していくだろう。戦争を基地を押しつけられたこと、海に囲まれた島々だということ、亜熱帯の島国だということ。私たちが見なおすべきことは多数あるのではないか。近代的価値観からのみで、ダメダメと思い込まないこと。琉球王国の辿った歴史をみつめ、そこから学び取ることもあるはずだ。勝者と敗者という単純な歴史観で切り捨てないこと。

 「中央」に従うのだという常識を疑わない限り、琉球諸島の存在はなかったことにされていく。利用されていくだけだ。奪われていくだけだ。琉球の自治が問われているのだろう。米日に使い潰されない琉球の自治する力を私も考えたい。

 私たちが選挙に行くことは、こうしたことへの第一歩になるだろう。私たちの未来を諦めない。

 ところで、昨日米軍は石垣島にハイマースというミサイルを空路から持ち込んだ。10月23日から始まる米日共同統合訓練の一環だ。島々からの攻撃を許せば、破壊されるのは島々だ。争いの火種は大きいが、争いが始まれば、潰されるのは私たちだ。これは79年前も今も変わらない。沖縄の島々を戦場にしてはならない。これはどこでも同じだろう。戦争はどこでもノーだ!

 私たちの未来は私たちが生きていく中に芽生えていくはずだ。  



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