ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】【補正】陸上自衛隊オスプレイは、何故に石垣空港にやってきたのか? 石垣島RD➁(20231024-➁)

2023年11月05日 | 八重山

2023年10月24日(火)晴れ ➁

ここは石垣空港。11時21分頃、陸上自衛隊のオスプレイが飛んできた。

海上保安庁石垣航空基地のヘリが戻ってきた。11:30

所定のコースを戻る海上保安庁のヘリ。11:31 

JA972A「かんむりわし」9時57分に飛び上がったので、1時間34分の飛行。

滑走路に下りてきたのはJTA(日本トランスオーシャン航空)のボーイング737-800。

11:32 しかし今の石垣空港はこうだ。同じ駐機場に陸上自衛隊のオスプレイと海難救助等を本務とする海保が混在。

オスプレイはローターを止めても、エンジンを掛けっぱなしであり、かなりうるさい。

オスプレイは燃料補給を受けている。11:32

あれ、オスプレイから担架が持ち出されてきた。11:33

救急車から担架で運ぶのだろうに。あべこべだ。

担架2個を陸自救急車に運ぶ自衛官。白に赤十字の腕章をつけている。11:33

あれ、救急車の奥に、白に黄色の帯が入った車は、下地島空港施設(株)の車だ。何故、ここにいるか?

調べたら同社は石垣島にも支店がある。しかしこのタイミングで自衛隊の脇に停まっているのは、不思議な縁だな。偶然なのか、自衛隊と因縁があるのか?

燃料補給終わりか? 11:45

11:49

11:49 次に何をするのだろうか?

 

11:53 燃料補給2台目だ。そんなに補給するのか?

12:09 ここは民間空港だ。

 陸自オスプレイは、今、千葉県の木更津に駐屯している。第1ヘリコプター団に同居している。防衛省は、本来、佐賀空港を軍事拠点にしたいのだ。何故かと言えば、佐賀空港と長崎県佐世保市相浦が近いから。相浦が陸上自衛隊の水陸機動団の拠点だからだ。長崎から水陸機動団を運ぶのと木更津から運ぶのは、どっちが近く速いかは、言うまでもない。ここ石垣島を含む琉球諸島での戦争に備える軍隊を投入するには長崎・佐賀を拠点にするのが良いに決まっている。

 水陸機動団とは水陸両用作戦部隊。陸自の島々への侵攻(奪還)作戦の第一線部隊だ。これを運ぶのが、陸自オスプレイの主任務だ。ここを忘れては困る。

 

担架が動く。担ぐのは5名。青の腕章は陸自広報班。12:11

12:11 よく見ると全員防弾チョッキを着ている。ここは戦場だからな。戦場から後送(病院へ)するのだ。

一旦下ろして。12:12

12:12 ハッチの中へ。右の隊員はオスプレイの乗員。指示を出しているようだ。慣れないのだろう。

12:15 二人目を運び込む。

【補正】私が居るデッキから気づかなかったのだが、この5名の内、2名が米兵だったという(23年10月25日八重山毎日等地元紙)。石垣駐屯地に日米の救護所を設営した「共同衛生訓練」がどのレベルで行なわれたのか不明。防衛省が明らかにした「石垣駐屯地の使用について」にある陸自:約40名、米軍:約80名とあるが、患者搬送を担うのは、米軍であれば、第3海兵兵站群だろうが、陸自側にそれらしい部隊名があがっていない。第15旅団後方支援隊が来ていなかったのか、疑問だ。

12:16 ここで問題。運ばれるのは負傷した自衛官・米兵(殺戮と破壊の兵隊)だ。国は、一般住民を、「国民保護」(疎開)させると言っている。要するに石垣島を初めとした琉球諸島を戦場にする作戦の一環だ。

12:22 民間空港を戦場にしてはならない。人が住む島を戦場にしてはならないのだ。

そうなれば、こうした飛行機は飛べなくなるのだ。

ローターが回り出した。12:30

動きだした。12:36

12:38 誘導路を滑走路に向かうオスプレイ。

ここは民間空港だ。戦場となる想定の訓練をあなたは認めるのか? 12:39

飛び上がる直前のオスプレイ。12:39

12:40 飛び上がった。「負傷者」2名を乗せて、何処に向かったのだろうか?

【補正】報道では、熊本空港(陸自飛行隊が駐屯している高遊原分屯地)だという。後送を一挙に西部方面隊の司令部がある熊本市までもっていくのか。熊本駐屯地に自衛隊熊本病院がある。

今回の私の石垣島での撮影はここからスタートする。 

 

 

 

 



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